生活の知恵袋 YOSEMITE

「役立つ話」「面白い話」「気になる話」を分かりやすく!

法事の時間帯は夜でも可能?当日の時間と流れの決め方!

      2017/07/10



暑くなってくると頭をよぎるのが、「今年のお盆の予定はどうなるかな~」ということ。
 
お寺さんとの付き合いは今のところ両親が取り仕切っているので、私たちは都合を合わせる側です。遊びの計画を立てたくても、最優先の日程が決まってくれないと予約も取れません。
 
ですが主人の実家も私の実家も、毎年なかなか日程が決まらないのです。
 
どちらの両親も毎年、家族全員を揃えるための日程調整に色々と頭を悩ませているから遅くなってしまうんですよ。
 
子どもが社会に出て働きだすと、家族や親族の全員が集まるのって本当に難しくなりますよね。
 
 
そういえば、お盆が明けたら同居していた祖父の七回忌です。土・日は早めに動かないと予約が埋まってしまいますし、だからと言って命日を過ぎてしまってはいけません。全員を揃えるのって、大変そうだなぁ。
 
そんなに悩むなら、いっそのこと夜に法事を行ってはいけないんでしょうか?
 

  • 法事って午前中にやるものでしょ?
  • 変な時間に法事を始めて、お斎(おとき=会食)はどうするの?
 
といった指摘を受けると、やっぱり夜は無謀なのかなぁ?という気もしてきます。そうは言っても日程の調整は難航するし…。
 
それに夜に行うという考えの人が少数派なら、お寺さんの予約がスムーズにいくかも…?と期待してしまいます。
 
そこで今回はまず、法事を行うとなったら最初に悩む「法事の時間帯や当日の流れ」について学んでいこうと思います!
 
法事の詳細はどうやって決めるのか、夜の時間帯を打診しても大丈夫かなど、基本的なことを知っていると円滑に進めやすいですよね。
 
というわけで、まずは法事を夜に行うのは本当にダメなのかを調べてみました。
 
Sponsored Links

法事の時間帯は夜でも可能?どんな基準で決めたらいいの?

結論から言うと、法事の時間はお寺・檀家(=法事をお願いする側)・参列者の都合で決めていいので、夜でも可能なケースはあります。
 
ただし、最優先はお寺さんの都合です。
 
 
法事ではお寺さんが唯一『こちらが頼んで(お布施を包んで)来てもらう』立場の方ですからね。
 
「お坊さんがいなくちゃ法事にならないから最優先せざるを得ない」っていうのが正直なところですけれど(笑)
 
私の周りには「小学校の校長を務めつつ、土・日を中心にお坊さんとして働く」という方、大学教授や高校教師といった教職と僧侶の二足のわらじで頑張っているという方がいらっしゃいます。そういう別の職業がある方だと、もしかしたら夜の時間帯には難色を示すかもしれませんね。
 
でもそんな二足のわらじ状態のお坊さんでも、五七日(いつなのか=亡くなってから三十五日めの法要)では平日の夜に法要を行っていましたし、こればかりは直接聞いてみないと分かりません。
 
法事の日程についての相談はなるべく早めにしておくものですし、半年前から3回忌や7回忌の日程を相談しているという話も聞きます。
 
でもそんなに早くは決められないということもありますよね。そういう場合は、どれぐらい融通が利くのかを直接お寺さんに相談するのが一番です。日程の相談なら電話で構いませんから、都合のいい日程で空けられる時間がないかを一度相談してみましょう。
 
 
ちなみに法事の一般的な時間帯は?
 
一般的な法事の時間帯は午前11時~、もしくは午後4時~です。
 
これは読経(40分程度)を終えて参列した方々と共にお斎(皆でお膳を囲むこと)にすると、ちょうどいい時間帯になるからです。
 
ご飯の時間に合わせて逆算してるんですね。
 
なので都合さえよければ、夜(午後6時~など)でも可能と言えば可能です。
 

法事・法要の時間と流れを知っておこう!

 

1.お寺さんと相談する

先ほども言いましたが、最優先されるべきなのはお寺さんの都合です。
 
参列者の最大人数(誰を呼ぶつもりか)ということは仮定でいいので、まずはお寺さんとの日程調整、時間調整を行いましょう。
 
調整の際に確認するのは 
 
  • 四十九日法要なのか何回忌なのかといった法要の内容
  • 法名・戒名
  • 場所
 
の3つが中心です。
 
法事を自宅で行う際は「参列者が何人ぐらいで、説法は必要かどうか」という内容に関することを知らせ、「当日のお寺さんの交通手段は何か、駐車スペースはあるか」といった点を確認しておく必要があります。
 
この時、お寺さんが提示した時間に極力合わせるよう努力してくださいね。
 
希望の日時や時間帯があれば伝えればいいのですが、基本的にはお寺さんの都合で時間を決めるものですよ。
 
 
そして一番大切なのは、法事の後のお斎(おとき=会食のこと)をどこで行うかです
 
お斎の手配も頭を悩ませるポイントですが、ここでもまずはお寺さんの都合を伺いましょう。
 
お坊さんは一緒に食事をするのか、お寺で膳を注文するのか、あるいは外で食事を食べるのか、斎場で食べるのか…。
 
これらはお寺さんの都合を考慮の上で親族と打ち合わせをするのが望ましいです。
 
尋ね方があまり不躾にならないよう気をつけてくださいね。
 
 

2.読経と食事の場所を確定する

読経の場所と食事の場所を確定…つまりは予約してしまいます。
 
食事の場所も直前に確保できていないとなると困るので、予約は早めにしたいところ。なので参列者の人数を少し多めにし、早めに予約しておくといいでしょう。
 
またお店へ出向く場合は、予約の際に「法事での利用」ということを伝えておきましょう。
 
おめでたい食材(鯛や伊勢海老など)を避け、法事に相応しいメニューにしてくれますからね。
 
斎場などで法事と食事をいっぺんに済ますのが一番お手軽ですが、これにはすごーくお金がかかります。もちろん高額な分、斎場の人に全て任せていられるというメリットもありますよ。
 
ただ葬儀にもお金がかかるし、四十九日がやっと終わり、すぐに一周忌、そして三回忌までは法事が立て続くイメージですので、そこまでお金はかけられないというのが本音です。
 
なので最近では「四十九日までは斎場で全てお任せするが、一周忌の法事は自宅で読経、食事は別の場所に移動」というのが一般的ですよ。
 
 
お斎の食事の相場は、四十九日や一周忌など親族や知人なども集めての会食ならば「1人あたり5,000円~10,000円程度」が目安です。お酒も振る舞いますが、私の周りでは「飲酒運転になるから~」と飲まない方が多いです。
 
「法事の会食をやってますよ~」というお店にお願いすると、大体5,000円~7,000円ぐらいのお膳を用意することが多いようですね。仕出しのお弁当だと、地域によるかもしれませんが多少は安くなるようです。
 
ちなみに時間帯がいつだろうが、お坊さんが食事に来ようが来まいが、お寺さんに包む金額は同じにしてくださいね。そしてもちろん参列者も、食事をしようがしまいが包む金額は同じです。
 
 

3.三回忌以降はどうするか?

宗派によって違うかも知れませんが、通常は一周忌までは参列者も多く、それなりの場所を用意することになります。お経をしっかり上げてもらい、レストランなどで会食するためにバスを借りたりと、手配も大変ですね。
 
ですが三回忌以降(七回忌、十三回忌、十七回忌…)になれば大抵は参列者も身内のみになり、会食も家で仕出し弁当を食べるぐらいにして簡便に済ませたりします。
 
ここまで来ると、お盆にお寺さんを呼んでお経をあげてもらうのと同じような感じですよね。
 
私の実家では「身内だけで簡単に…」と考え、若い世代だけだったこともあって3,000円程度のイタリアンで済ませたこともありますよ。身内に好評ではあったものの、「お寺さんが午後からも予約があるからお斎は無しでって言ってくれなかったら無理だったね」と話しています。
 
 
中陰法要の場合
 
日本で一番多くの檀家を持つ浄土真宗は、亡くなってから四十九日間を中陰(ちゅういん)と呼び、七日ごとに中陰法要を行います。
 
最初の七日間を初七日といい、次を二七日(ふたなのか)、三七日(みなのか)、四七日(よなのか)、五七日(いつなのか)、六七日(むなのか)、七七日(なななのか)と呼びます。七日ごとに法要を行うため「七日七日の法要」と言ったりもします。
 
葬式と初七日は同日に行うのが一般的ですが、二七日から七七日、つまり四十九日の法要までは一週間ごとにお経を上げてもらいます。
 
通常こちらは夜六時ぐらいからで、香典などもなく、身内や近くに住んでいて来られる人のみで簡単に行います。
 
私も何度か参列していますが、服装も地味目の色の普段着でOKと言われましたし、ジーパンOKの家もあるようですね。七日ごとに厳粛にしていては大変ですし、弔う気持ちがあることが一番大事と教えていただきました。
 
Sponsored Links