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鶏肉の生焼けによる食中毒の症状!食べてしまったときは?

      2018/01/29



張り切って作った子どもの大好物・からあげ。こんなに大好きなら得意料理にしたいと頑張って作ってみたものの、一口食べたら
「しまった!これ、生焼けだ!」

慌てて電子レンジで加熱して、子どもが食べた部分の日の通り具合を確かめ…と大騒ぎをしてしまいました。

鶏肉で食中毒になったら、症状はひどいのかなぁ…?一口かじっただけでも食中毒になる!?

とドキドキしながら過ごしましたが、数日経っても何ともなかったので無事だったようです。

実は私、2年くらい前に食中毒になったことがあり、その時は39℃以上の熱が出てフラフラになってしまいました。

子どもが食中毒になって入院したという話も聞いたことがありますし、食中毒はとにかく怖いイメージ。食べてしまってからの数日間はとても心配になってしまいますよね。

そこで今回は「鶏肉の生焼けによる食中毒の症状!食べてしまったときは?」というテーマです。

もしも生焼けのお肉を食べてしまった子どもがお腹が痛いと言い出したら、その時点で食中毒だと思って慌ててしまいそうです。反対に何の症状も出ないままだったら、どれくらいの期間を過ぎたら安心していいのかも知っておきたいですね。

またどのような症状が出る可能性があるかを知っておけば、実際に食中毒になってしまった時にも素早く対応できるでしょう。

今回は鶏肉の場合に絞って

  • 生の鶏肉が原因の食中毒の症状は?
  • 生焼けの鶏肉を食べちゃった!対処法はあるの?
  • 小さな子どもや赤ちゃん、妊婦は大丈夫?
  • 生焼けかどうか不安…鶏肉はどれくらいで火が通る?

といった疑問を解決していきますので、ぜひ最後までご覧下さいね。まずは生焼けの鶏肉を食べてしまった時に疑わしい症状や、その対処法から順に見ていきましょう。

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鶏肉の生焼けによる食中毒症状とは!? 対処方法は?

もし「ガブッ!」と豪快にかじった鶏肉の中が生焼けだったら、生で食べるイメージもありませんし、食中毒になるかもしれないと不安でたまらなくなってしまいますよね。

でも実際のところ、生焼けと言っても”表面に焼き目がついていて中がちょっと赤いくらいの一切れ”を食べたくらいで何か起きるなんて、滅多に無いと考えていて差支えはありません。

生焼けの肉を食べたか否かよりも注意しなければならないのは、生の状態の鶏肉に触った手や調理器具の方なんです。

  • 生の肉を触った手をきちんと石鹸で洗わなかった
  • 生の肉を切った包丁とまな板を、ざっと水洗いした程度でサラダの生野菜を切った
  • 中まで焼けているか包丁で切って確認したが、生の状態を切ってしまった包丁とまな板を洗わなかった

というように、生の肉に触れたものをきちんと洗浄しなかったことによって菌が移ってしまって感染するケースがほとんどです。

このことを踏まえて、生焼けの鶏肉を食べてしまった場合の対処方法や予防策について学んでいきましょう。

 

鶏肉の生焼けだとカンピロバクターが1番有力

生焼けの鶏肉が原因で感染した可能性が高いならば、一番有力なのはカンピロバクター菌による食中毒です。

この食中毒の原因は主に鶏肉の不十分な加熱、鶏肉の刺身などの生食によるものや不衛生な調理器具の使用により菌に感染することで、

食べてから2~7日間で強い腹痛や下痢、嘔吐といった症状が出ます。

平均的には2~3日で症状が出ることが多いそうですが、潜伏期間が長いので、何を食べたか忘れてしまってから発症して原因を特定しづらいのが難点ですね。

症状は発熱や強い腹痛、下痢が続き、時には血便を伴うこともあります。発症後は1日に10回、20回とトイレへ駆け込むような状態になることが多いため、なるべく早めに病院を受診してくださいね。

カンピロバクターによる食中毒が多発する時期は4月~6月なので、ゴールデンウィークなんかにバーベキューをするなら、生肉を調理する際の衛生面には十分注意しましょう。

またカンピロバクターは熱に弱いという性質があり、

肉の中心部が75℃の時、1分加熱すればカンピロバクターは死滅します。

なので、鶏肉にしっかり火を通すことが予防策です。

ちなみに食中毒でよく名前が挙がる「サルモネラ菌」は鶏卵による場合が多いそうですよ。

 

もしも、生焼けを食べてしまったら?

元気な人が食べる分には、ひと口ぐらい、あまり気にすることはありません。人間の胃酸は非常に強い酸性であるため、ある程度までは自分の胃酸の殺菌力を信じていればいいのです。

もし不安ならば、とりあえず熱い緑茶やワサビ、酢の物などを生焼け肉を食べたすぐ後に摂るようにすれば、多少の気休めにはなるでしょう。

ただし刺激物は胃粘膜を傷つけてしまうので、あまり大量には摂らないこと!

それよりも気をつけたいのは、食べる前から体調不良だった時です。

風邪気味だったり寝不足だったりと体力が低下している時は当然ながら免疫機能も弱まっており、症状が出る確率が高いです。だるさを感じていたり、下痢気味、風邪気味の時は調理段階から十分に注意しましょうね。

また高齢者も免疫力が下がっていますので、やはり食中毒を発症しやすいです。大抵は「おじいちゃんやおばあちゃんが食べるおかずは、柔らかくするためによ~く煮る」という習慣があることが多いので、生焼けや生煮えの心配は少ないんじゃないかと思います。ですが生肉を触った手や調理器具の扱いには、よく気をつけてくださいね。

 

子どもや赤ちゃんの食中毒に注意!

小さなお子さんは一般的に食中毒になりやすいと言われています。加えて、これは私が医師から直接聞いたのですが、大人よりも症状が激しく出ることが多いそうですので、下痢・腹痛・発熱などの症状が出たら、すぐに病院へ行ってください。

また調理の途中で赤ちゃんのお世話をする時は、必ずしっかり手洗いをしましょう!

赤ちゃんが泣いていると、早く駆け付けなくちゃと焦ってしまいますよね。自分の母や姑に「泣かせておけばいいのよ」といくら言われても、焦ってしまうのは寧ろ自然なんじゃないかと思います。

ですが、生の鶏肉に付いていたカンピロバクター菌が、自分の手から赤ちゃんの口に入ってしまうことが絶対にないとは言い切れません。隅々までしっかり手洗いをし、鶏肉に触った手や調理器具はすぐに洗うよう心掛けてくださいね。

また離乳食や幼児食を作る際は、鶏肉の加熱には十分注意しましょう。生に近い状態の料理は避け、鍋料理やバーベキューなどを食べる際には大人がきちんと火が通っていることを確認してあげるのが確実です。

もしも小さなお子さんと一緒に鶏肉を使って料理をするのであれば、大人が一緒に手を洗ってあげるのが理想的です。液体石鹸を使って、指の間まできれいに洗えるよう手助けしてあげてくださいね。

子どもは食中毒の症状が激しく出てしまい、入院になることも多いんだそうです。症状が出始めたら、すぐに病院へ連れて行ってあげてください。

医師によれば「市販の下痢止め薬を使っても菌が排出されないけれど、抗生物質の投与で症状は一気に改善できる」ということですので、早めに受診してくださいね。

 

妊婦は生肉・生焼けに要注意!

妊婦さんは通常よりも抵抗力が下がるので病気にかかりやすいので、注意をしなくてはなりません。気になる症状があったら、すぐに病院へ行ってくださいね。

激しい下痢や嘔吐といった症状が長く続いて脱水状態になると、流産や早産の危険がないわけではありません。電話でもいいので早めに産婦人科に相談し、なるべく水分補給をし、身体を温めるなどして少しでも症状を和らげるようにしましょう。

また食肉には母体に影響を与える寄生虫がいる場合が多く、鶏肉にいる可能性が高いのはトキソプラズマという原虫です。これに妊婦が初めて感染した場合、その胎児にも感染が及ぶことがあります

ちなみに、さばいたばかりの鶏肉を一度冷凍庫で8時間ほど保存しておき、中心部が-12℃まで冷凍すると感染予防になるんだそうですよ。

一般家庭ではさばいたばかりの鶏肉を食べることはあまりないと思いますし、基本的には生焼けの肉をうっかり食べてしまわないように気をつけておけば十分でしょう。

  • 火が通っているか確認し、生焼けのようなら再加熱してから食べること
  • 加熱具合を確認した際に生焼けだったら、その肉に触った箸や包丁などを洗剤で洗ってから使うこと

この2点が習慣になっていると安心ですね。

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