ヤクルトは体に悪い?危険性は?飲み過ぎによるデメリットを解説

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料理・食材

ヤクルト 体に悪い

【執筆者:管理栄養士 鳥越菜生】

ヤクルトが体に悪いと言われることがあるのは、飲み過ぎて糖質の過剰摂取や冷えにより、太る原因になったり腹痛を起こしたりする危険性があるためです。

乳酸菌飲料に分類されるヤクルトは砂糖やブドウ糖果糖液糖などの糖質を多く含んでいるため、摂取量に注意しなければなりません。

そこでこの記事では、ヤクルトを美味しく飲んで健康に良い効果を活かすために知っておきたい、次の項目についてご紹介します。

この記事を読むとわかる!
ヤクルトのこと

 

  • 体にデメリットとなる原因
  • 飲み過ぎない摂取量
  • 栄養成分と期待できる効果
  • 種類ごとの違いや選び方

毎日飲んでいても実はどんなメリットがあるのか知らない人や、ダイエット中に飲んでも良いか悩んでいる人もぜひ参考にしてくださいね。

   

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ヤクルトの飲み過ぎは体に悪い|糖質の過剰摂取の危険性

ヤクルト 飲み過ぎ

ヤクルトが体に悪いと言われるのは、飲み過ぎると糖質の摂り過ぎになり、肥満や生活習慣病の原因になる可能性があるためです。

そのほか胃腸が冷えて腹痛や下痢になるなど、体調や体質によってデメリットとなる要因も考えられます。

ヤクルトが体に悪いと言われる原因
肥満
脂肪肝
糖質の過剰摂取
※糖質制限中は特に注意
下痢
腹痛
胃腸の冷えによる消化不良
虫歯の進行 口中が酸性になる
糖質が虫歯菌に利用される
人工甘味料の摂取 カロリーオフタイプに使用
※食品添加物として認可

ヤクルトは適量で毎日飲むことを推奨されていますが、飲み過ぎると肥満や病気の原因にもなりうるため注意が必要です。

飲み過ぎると糖質の過剰摂取で太る原因に

ヤクルトを飲み過ぎると糖質の摂り過ぎになり肥満や脂肪肝になるおそれがあることが、体に悪いと言われる理由のひとつです。

ヤクルトは低カロリータイプを除き、1本で約10~15g前後の糖質を含んでいます。

WHO(世界保健機関)が推奨する健康に良い遊離糖類摂取量は、1日25g程度までです。(※1)

遊離糖類とは、食品や飲料に加えるものと、はちみつ・シロップ・果汁などに含まれている糖類を合わせたものです。
ヨセミテ編集部・メモ
ヨセミテ
編集部
糖質10gは、砂糖なら大さじ1杯分になります。1本が65mlの小さめ容器だと一度に2本飲む人もいますが、20g以上の糖質を一気に摂ることになるため注意が必要です。

飲食するとすい臓からインスリンというホルモンが出され、血中にあふれた糖を吸収させ血糖値(血中ブドウ糖濃度)を下げようとします。

過剰な糖は筋肉や肝臓に蓄えられますが、それでも余ると脂質に変わり体内に蓄積されるので、太るだけでなく生活習慣病も危惧されるのです。

糖質が多いものを飲食すると血糖値が急激に上がり、インスリンの放出が活発になって体脂肪を蓄えやすいため摂取量に注意しましょう。

よく冷えたヤクルトは美味しいですが、多量に飲むと腹痛や下痢を起こすおそれもあります。

胃腸が冷えて腹痛や下痢の原因に

よく冷えた飲みものを一気に飲むと、胃腸が冷えて腹痛や下痢などの原因になる場合があります。

冷たいものが多く入ってくると胃腸の温度が下がるため、機能低下により消化不良を起こすおそれがあるのです。

ヨセミテ編集部・笑顔
ヨセミテ
編集部
体質や体調によっては少量でも冷たさが刺激になる場合もあるため、気を付けてください。

とはいえ時間をかけてダラダラと飲み続けると、口の中が虫歯になりやすい状態になる危険性もあります。

ダラダラ飲み続けると虫歯を進行させる可能性あり

ヤクルトには砂糖をはじめ甘味料が多く入っているので、長時間ダラダラと飲み続けると口の中が虫歯になりやすい状態になるため要注意です。

飲食すると口内が酸性になるので歯の表面が溶けやすく、口に残った砂糖が虫歯菌の栄養になり、虫歯を進行させるおそれがあります。

ヨセミテ編集部・笑顔
ヨセミテ
編集部
飲んだあとは、口をすすいでおくと良いですよ。

ヤクルトには、砂糖や果糖・ブドウ糖果糖液糖などとは異なる甘味料を使いカロリーを抑えた商品があります。

低カロリーな甘味料は虫歯菌に利用されにくいのもメリットですが、過剰摂取や体質によって悪影響が出る場合があるため注意が必要です。

甘味料によっては体質や摂り過ぎでデメリットも

スクラロース・ガラクトオリゴ糖・ステビアといった甘味料を使った商品は、摂取量や体質・体調に注意して飲みましょう。

ヤクルトに使われている砂糖以外の甘味料
甘味料 注意点 ヤクルトの種類
(☆は宅配のみ)
スクラロース
(人工甘味料)
過剰摂取に注意
※通常は心配なし
Newヤクルト
・カロリーハーフ
ヤクルト400LT☆
ステビア
(天然甘味料)
キク科植物に
敏感な人は注意
ヤクルトファイブ
ヤクルト400W☆
ガラクト
オリゴ糖
(少糖類)
急な多量摂取は
避ける
お腹の調子に注意
ヤクルト400W☆

Newヤクルト・カロリーハーフは1本でわずか25kcalですが、人工甘味料を使っているため体に悪い影響が心配な人もいますよね。

ヨセミテ編集部・メモ
ヨセミテ
編集部
スクラロースは化学合成された人工甘味料ですが、食品添加物として認可されており、通常の量では危険性はないと考えられます。(※2)

スクラロースやステビアは糖質とは違う成分ですが、砂糖の数百倍の甘味を持つため使用量が少なく済み、食品を低カロリーに作れるのです。

ヨセミテ編集部・笑顔
ヨセミテ
編集部
砂糖に比べて食後血糖値を上げにくいことも、ダイエット中や糖尿病で食事に気を付けている人にうれしいメリットですね。

とはいえカロリーが低いからと安心して多量摂取し、強い甘味に慣れて食事の味付けまで濃くなると、かえってデメリットになるため要注意です。

ヨセミテ編集部・メモ
ヨセミテ
編集部
ステビアはキク科の植物から抽出されるので、ヨモギやブタクサなどのアレルギーがある人は摂取に注意しましょう。

オリゴ糖は砂糖と同じ糖質の仲間ですが、ほとんど消化されないため大腸まで達し、腸内の善玉菌を増やして便通を整えるはたらきをします。(※3)

しかし急に摂り過ぎるとお腹がゆるくなる場合があるので、摂取量の調整が大切です。

せっかくヤクルトを飲むなら悪影響を避けられるよう、気を付けたいポイントをおさえましょう。

体に悪い影響を少なくする飲み方のコツ

ヤクルトを飲んでデメリットの原因となる糖質の過剰摂取を防ぐには、適量を守り飲むタイミングに気を付けることが大切です。

体に悪い影響が出ないようにするポイント
肥満
脂肪肝
適量を守る
満腹時や就寝直前を避けて飲む
腹痛
下痢
一度に飲み過ぎない
体調によっては冷やしすぎに注意
人工甘味料の摂取 適量を守る
表示をよく確認する

ヤクルトは1日1本を適量の目安し、毎日継続して飲むことを推奨されています。

ヨセミテ編集部・笑顔
ヨセミテ
編集部
表示の原材料欄をよく確認して、目的や体質・体調に合う種類を選ぶと良いですね。適量を守れば、人工甘味料を摂り過ぎる心配もありません。

飲むヤクルトは1本で25~70kcalなので、1日1本なら間食としてほかの食品と組み合わせる余裕もありますよ。

間食は1日合計200kcalくらいまでで、食事で不足した栄養素の補給源にすると良いと言われています。

糖質の過剰を避けるため満腹なときや寝る直前は避け、空腹時のほか運動前や朝のエネルギー源として飲むのがおすすめです。

ヤクルトは10℃以下で要冷蔵ですが、普段からお腹が弱い人は冷たさが刺激にならないよう室温にしばらく置いてから飲むと良いですよ。

ただし、高温下で長く放置すると生きた乳酸菌が減って品質劣化するので気を付けましょう。

適量を守ってタイミング良く飲めば体に悪い影響どころか、自慢の乳酸菌による健康にうれしいメリットが期待できます。

 

ヤクルトは適量なら体にうれしいメリットが!乳酸菌に注目

ヤクルト 効果

ヤクルトは、腸内細菌のバランスを良くして整腸に役立つ乳酸菌・シロタ株を多く含むのが特徴です。

ヤクルトを飲んで期待できる乳酸菌の健康効果
  • 体に良いはたらきをする腸内細菌を増やす
  • 体に悪い影響のある腸内細菌を減らす
  • 便通を整えお腹の調子を良くする

シロタ株は自然界に存在する乳酸菌の中から選び出され、胃酸・胆汁にも負けず生きて腸まで届くように強化されたヤクルト独自の菌です。

しかしシロタ株を含め外から摂取した乳酸菌は腸に定着できないので、善玉菌を増やし体に良い効果を期待するには毎日続けて摂る必要があります。

ヨセミテ編集部・メモ
ヨセミテ
編集部
残念なことにSNS上では、ヤクルトの効果は嘘、飲んでも効果なしといった口コミもありました。

種類によっては特定保健用食品や機能性表示食品の場合もありますが、医薬品とは異なることも知っておきましょう。

医薬品:疾病に対して効果・効能があると認められ、治療・予防のために摂取するもの
特定保健用食品:生理機能に効能が期待できる成分を含み、安全性と有効性を認められたもの(※4)
機能表示食品:事業者の責任において、化学的根拠に基づき安全性や機能性に関して表示することを届け出たもの(※5)

また乳酸菌の含有量は種類ごとに違い、定番のNewヤクルトで200億個、ヤクルト1000には1000億個も入っているそうです。

機能性表示食品のヤクルト1000には、「ストレス緩和」と「睡眠の質向上」の機能もあると記載されています。

ぐっすり眠れることを期待して寝る直前に飲むのは、糖質が過剰になり体に悪い影響が出やすいので注意しましょう。

またヤクルトを飲むと、乳酸菌のはたらきに加え、甘味料も含めて原材料に使ったほかの成分によるメリットも期待できます。

ヨセミテ編集部・メモ
ヨセミテ
編集部
ヤクルトファイブには食物繊維・ポリデキストロースが含まれ、整腸作用や血糖値の上昇を緩やかにするはたらきが期待できそうです。
ポリデキストロースはブドウ糖・ソルビトール・クエン酸を原料に作られた水溶性食物繊維で、日本では1983年に食品として認可された安全な素材です。

種類を選ぶときは、カロリーだけでなく原材料もチェックしてみてください♪

   

結論|ヤクルトの飲み過ぎは体に悪いので1日1本を守ろう

ヤクルトのまとめ
  • 飲み過ぎると糖質の過剰摂取で太る可能性あり
  • 多量に飲むと冷えて腹痛や下痢のおそれもある
  • 1日1本をなるべく毎日続けて飲むのが好ましい
  • 乳酸菌シロタ株により体に良い効果が期待できる
  • 適量でタイミング良く飲めば悪影響は出にくい

ヤクルトは飲み過ぎると、糖質の摂り過ぎや冷えで体脂肪が増えたり腹痛を起こしたりと、体に悪い影響が出る危険性があるため適量を守りましょう。

1日1本を目安に継続して飲めば、ヤクルト独自の乳酸菌のはたらきでお腹の調子を良くする効果が期待できますよ。

ダイエットや糖質制限中は特に飲むタイミングに注意が必要ですが、適した種類を選び、美味しく飲んで健康維持に活用してください。

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