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恐るべき微小粒子状物質PM2.5の健康影響!その成分と原因は?

      2016/05/05



冬になるとPM2.5の話題が頻繁に報道されるようになります。
それは自動車の排気ガス・石炭の燃焼煤(すす)・工場排気ガスが隣国中国から北西の季節風に乗って飛来し、呼吸器へ恐ろしいダメージを与えるからです。

冬に多くなるのは中国では暖房用に石炭を加工した質の悪い練炭を使うためです。
11月に北京でG20の国際会議が開催され、その期間中北京に青空が戻ったニュースをテレビで見ましたが、北京市内に入る車を半減させ、有害排出ガスを多量に出す北京周辺の工場を停止したのです。
中国のガソリンの質は日本に比べ悪いと言われています。

⇒PM2.5″拡大中”天気との関係は?気象予報士が解説(14/02/25)



そもそもPM2.5とは何なのでしょうか?
PMはParticulate Matterの略で、粒子状物質と言います。
2.5はその大きさを表し単位はμ(ミクロン)で、1mmの千分の一と極めて小さく、細菌と同じ大きさで当然肉眼では見えません。
即ち、空気中に浮遊している2.5μ以下の微粒子ということです。

2.5μと言いますと髪の毛の太さの30分の1の大きさで、当然に肉眼では見えません。
世界保健機構(WHO)は微小粒子状物質による大気汚染で2012年死者が700万人に達したと言うショッキングな数値を発表しました。
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PM2.5の微粒子の成分は何?

発生源・組成から2つに分けられます。

1つは燃焼・破砕・砂塵嵐によって微粒子として直接放出されるもので、一次生成粒子と呼ばれます。
この粒子は水溶性、吸湿性が低く、滞空時間も数時間で、数十Km移動します。

2つ目は気体として大気中に放出されたものが、大気中で化学変化を起こし、微粒子が生成されるものを二次生成粒子と言います。
一次粒子と違い水溶性、吸湿性、潮解性が高く、滞空時間が数週間で数千Km移動します。
成分は硫酸塩、硝酸塩、アンモニュウム塩、有機化合物、重金属(鉛・カドミウム・バナジウム・亜鉛)を含んだものです。
この二次生成粒子が人体への影響が大きいと言われています。
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