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離婚後の苗字を変えないメリットとデメリットは?そのまま名乗る理由とは?

      2017/10/14



離婚後の苗字を変えないメリット、デメリットについて検索しているあなたは、おそらく子連れでの離婚を考えている方がほとんどだと思います。


子連れでなければ、婚前の戸籍に復籍することができますので悩む必要はないですよね。

離婚後、苗字を変えないメリットは主に、

  • 呼び名が変わらない
  • 名義変更などの手間を省ける
というように、あくまでも差し当たって面倒が省ける、というものです。

しかし、後からやはり旧姓にしたい、と思ってもできませんし、将来思いもよらない事態になることも多々あります。

筆者のまわりにも、そのような方が複数いらっしゃいました。

いくつかの事例を挙げて考えていきますので、メリット、デメリットを踏まえ、離婚後の苗字をどうするか?選択をする際の参考になさってくださいね!

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離婚後の苗字を変えないメリットとデメリット

離婚後の苗字を変えないことを、民法上は「婚氏続称」といいます。

離婚又は婚姻の取消しによって婚姻前の氏に復した夫又は妻は、離婚の日から3か月以内に戸籍法の定めるところにより届け出ることによって、離婚の際に称していた氏を称することができる(民法767条第2項・民法771条・民法749条)。

では、婚氏続称のメリットとデメリットとはどういうものなのでしょうか?

  • メリット
    呼び名が変わらないことや名義変更などの手続きが省けること
  • デメリット
    周囲に知られにくく、環境の変化を意識しにくいので、将来や生き方の方向性に影響を与えることがある

子供がいて離婚する場合、ある程度物心のついたお子さんの場合であっても、苗字が変わることをきちんと理解してもらい、母子で心機一転、再出発をするほうが、プラスになる部分が多くあります。

ひとり親家庭に対する援助は、自治体ごとに違うため、住みやすい環境(援助)を調べて引越しするのも一つの方法です。

逆に、事情があって離婚しなければならないが、子供に父親の存在を意識させてあげたい、し続けて欲しい、という場合は、婚氏続称(離婚後の苗字を変えないこと)はよいかと思います。(その場合は、母親の気持ちはもちろん大切で、同時に子供の将来にとってどうかをも考えてあげることが必要です。)

さて、 離婚したら母親は、将来は良い人と出会い、再婚する可能性もありますよね?

子供は、たとえ成人していたとしても、母親が再婚すると、少なからず『母親、母親の再婚相手、実父』に対して責任を感じて生きて行くことになります。
もちろん親族としての付き合いも始まる、ということです。

ところが、母親が離婚、再婚したからといって、実のお父さんは関係ない、とは到底なりません。
父親と同じ姓を名乗っていれば なおさらで、簡単に割り切れるものではないのです。

姓が変わったからといって割り切れるものではないのですが、意識を切り替えることには繋がります。

せめてもの“けじめ”をつけておくことで、意識に作用する部分がある、
名前は大きなアイデンティティ、パワーを持っているのです。

離婚後、苦労して育てたけれど、子供が今だに父親を慕っていて傷ついている、というシングルマザーはたくさんいます。

そして あなたも、自らその片棒を担いでしまうことになるかもしれない、ということです。

離婚後、再婚した場合の子供の姓について

山田A子さん、その子供をaとします


山田A子さんは、離婚後も苗字を変えず山田A子となりました。
→離婚後、新たに《A子とaの戸籍》を作ったということになります。

しかし、再婚をして、佐藤A子になりました。
A子は「佐藤氏の戸籍に入籍した」、ということです。

娘の姓や戸籍はどうすればよいのか?

これは どのように生きるか、という選択であるといっても過言ではないのです。

選択1 aの戸籍はそのままにする。 姓名: 山田a
A子は入籍により《A子とaの戸籍》を除籍になる、つまり、《A子とaの戸籍》は、のA子のところに×がつきます。

aは戸籍に残され、山田aのままになります。
このような場合でも(戸籍が違っても)、佐藤氏とaが生計をともにするならば、aは佐藤氏の扶養家族になることはできます。
選択2 aは、再婚相手の養子になり戸籍に入る。 姓名: 佐藤a
養子になり、名実共に佐藤aとなります。
選択3 aは、再婚相手の養子にならずに戸籍に入る。 姓名: 佐藤a
戸籍に関する決まりにより、親が 入籍により姓が変わったときは、養子にならなくても 子供も入籍して親の姓を名乗れます。
 

親の再婚による姓の変更について

子供が15歳未満で、親の入籍で苗字が変わった場合は、成人してから、入籍前の苗字に戻るかどうかを本人が選択できます(注:1年以内に届け出ること)

次の章では、これらの選択の際に“参考になる事例” を挙げたいと思います。

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