生活の知恵袋 YOSEMITE

「役立つ話」「面白い話」「気になる話」を分かりやすく!

非正規雇用とは?割合と推移、問題点は?あるべき姿は?

      2016/05/05



非正規雇用とは?  

法的には有期契約労働者、派遣労働者(登録型派遣)、パートタイム労働者のいずれか1つ以上に当てはまるような労働者の雇用を指します。

わが国では日常的に「パートタイマー」「アルバイト」「契約社員・職員」「派遣社員(登録型)」雇用が非正規雇用になります。

総務省の2013年平均の労働力調査(基本集計)によると、雇用者全体に占めるパートやアルバイトなどの非正規労働者の割合は前年比1・4ポイント増の36・6%となり過去最高とのことです。

Sponsored Links


完全失業率が改善傾向にある一方、不安定な非正規雇用の広がりに、歯止めがかかっていないことが示されました。

昨年の非正規労働者数は93万人増の1906万人
内訳はパートが928万人アルバイトが392万人契約社員・嘱託が388万人でした。

非正規割合を男女別でみると、男性が1・4ポイント上昇の21・1%で、女性が1・3ポイント上昇の55・8%でした。

0000062272出典:厚生労働省ホームページ(http://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000046231.html)

非正規雇用の特長と問題点

一般的にいわゆる「正社員」「正職員」と呼ばれる従業員の雇用と比較したとき総合的に見て、
  • 時間当たりの賃金が低い、退職金がない、ボーナスがない
  • 雇用契約期間が短く雇用が不安定
  • 景気が悪くなれば真っ先に解雇されるなど 人員削減の際、調整弁として使われる
  • 単純業務が多く安価な労働力として利用される
  • キャリア形成の仕組みがないので、正社員になることが難しい
  • 女性は中高年が多く、男性は結婚率が低い
  • 社会保険・雇用保険の適用から外れることが多い
といった点があげられます。

雇用者側から見ますと
業務の安全調整弁的役割を果たし、低賃金かつ退職金・社会保険料を払わないので人件費を抑えられます。

一方知識・技術の社内蓄積ができず熟練工・ベテランが育ちにくく、正社員と比べ忠誠心・責任感が低いと言われています。

雇われる側から見ますと
自分の都合に合わせ仕事の時間や期間を調整できるので、副業・兼業がし易く多くの企業で経験を積め比較的採用され易い雇用です。

一方正社員と同じ環境の仕事でも自給換算の賃金が安く賞与が出ず、短期契約の為将来が不安定で大型ローンの借り入れが難しいです。
Sponsored Links