生活の知恵袋 YOSEMITE

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【おせち料理の意味、由来】3. 田作り、ごまめ、たたきごぼう編

      2016/05/05



調べていくと、とても奥が深いおせち料理。
今まで何気なく食べていましたが、
今年は少し意識を変えて食べたいと考えています。
さて、

前回の記事 【おせち料理の意味、由来】2. 黒豆、数の子(かずのこ)編 では
「祝い肴(ざかな)」または「三つ肴(みつざかな)」と呼ばれ、
必ず入っていなければならない最も重要なおせち料理である
“一の重” の中から「黒豆」「数の子」をご紹介しました。

後半では、一の重の中で唯一
関東と関西で違う「ごまめ・田作り」「たたきごぼう」について、
何故、地域によって違うのかを交えながら、ご紹介してゆきます。
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 おせち料理の意味、由来!一の重編(後半)

<ごまめ・田作り>

ごまめ又は田作りとは、魚屋やスーパーで良く見かける、
イワシの幼魚を甘辛く炒め煮したお料理です。

 ごまめになるイワシは「カタクチイワシ」という日本で一番の漁獲量を誇るイワシで、
その幼魚は、食卓でもお馴染みの「ちりめんじゃこ」「シラス」です。

なぜ、魚なのに「ごまめ」と呼ばれるのでしょうか?

それは大昔、イワシを肥料にしてお米を作ったら大豊作で、

五万俵ものお米が収穫出来たことから
「五万米(ごまめ」と呼ばれます。

また、
「今年も無事に良いお米が収穫できますように」との願いから
「田作り」とも呼ばれ、五穀豊穣、豊作 を祈願したことに由来します。

<たたきごぼう>

ごぼうは、細く長く地面に根を張るため
「細く長く幸せに」との願いが込められた縁起の良い食材で、
様々なお祭りや行事に使われています。

1つ例を上げると、昔、宮中でお正月のお祝いとして配られていた
「花びら餅」の芯にもごぼうが使用されていました。

そして、たたきごぼうはと言うと、柔らかく煮たごぼうを叩き、
身を開くことから 開運の縁起を担いだもの で、開運のほかに2つの意味があります。

2つ目は、地面に根づく野菜であることから、家がしっかりと根付くという意味で、
家庭が安定しますように という願いが込められています。

3つ目は、豊作などおめでたいことが起こる前兆とされる鳥、
鶴や鳳凰(ほうおう)に形や色が似ている 事から、
豊作への願い 込められています。

家庭により味付けは様々ではありますが、肉を巻いて京都の郷土料理である
八幡巻(やわたまき)などにしてお祝いする家庭も多くあるそうです。

 

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