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卵焼きにカビが生えた?黒い斑点・緑の変色など見分け方のポイント

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料理・食材

【監修者:管理栄養士 杉原彩佳】

カビが生えた卵焼きには、有害なカビ毒が発生している可能性があるため食べたら危険です。

しかし、黒い斑点や緑色に変色した原因が緑変現象(硫化黒変)の場合は、問題なく食べられますよ。

卵焼き カビ

卵焼きに見られる異変の特徴がわからないと、大丈夫なのか、それとも危険なのか見分けがつきにくいですよね。

食べられるか見分ける際に参考にできるよう、次の項目を調べてみました。

卵焼きは作り置きもできますが、ポイントを意識して冷凍保存すると美味しさをキープしやすくなります。

カビが生えたように見えるので、混ぜ込む際には注意が必要な食材は画像でも紹介していますので、日々のお弁当作りの参考にしてみてくださいね♪

 

記事監修者・管理栄養士・杉原彩佳先生記事監修・杉原彩佳先生
管理栄養士・栄養士
管理栄養士/ 大学の管理栄養士養成課程を修了後、ドラッグストアに就職し、医薬品登録販売者として勤務。その後、小児科クリニックでの栄養指導やヘルスケア系ベンチャー企業でのダイエットサポートコーチングを通して、約1,000名の幅広い年代をサポート。「みんなを健康にしたい」をモットーに食に関わるさまざまな分野に挑戦中。現在は、特定保健指導も行っている。

   

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卵焼きにカビっぽいものが?食べられるか見分け方のポイント

卵焼きは火が通っているから生卵よりも安全そうに思えますが、保存状態が悪いとカビが生えてしまいます。

卵焼きに生えると考えられるカビの種類は、アレルギーの原因にもなるクロカビ(クラドポリウム)や、緑色のふわふわが広がるアオカビなどさまざまです。(※1)

ただし変色した原因が緑色のシミや黒い点に見える緑変現象であれば、見た目が悪くなっても食べられますよ。

卵焼き カビ

カビが生えて食べられない状態か見分けるには、以下の特徴を確かめてみましょう。

カビが生えた卵焼きの特徴
  • 異様にカビ臭い
  • 綿のようなかたまりがある

正しい保存方法が守られていない状態で、変色と共にこのような特徴が見られたときはカビの可能性が高いので気をつけましょう。

カビが生えた卵焼きを食べたら、発がん性のリスクが懸念されるカビ毒を体に取り込んでしまう危険がありますよ。(※2)

毒性の有無は見た目だけで判断できないため、卵焼きにカビが生えたら決して食べないようにしてくださいね。

カビ毒は加熱しても除去できないので、「温め直して食べる」のは対処法になりません!

間違えてカビが生えた卵焼きを食べた場合は、下痢などの症状が出たら安静に過ごしながら水分補給をすることが基本です。

管理栄養士 杉原彩佳
管理栄養士
杉原彩佳
食中毒で下痢の症状がひどいときに下痢止めを服用すると回復が遅れてしまうおそれがあるので、自己判断での服薬はしないようにしましょう。(※3)

つらい症状が続く場合などは我慢せずに、医療機関を受診することをおすすめします。

一方で、カビが生えたように見えても食べられる緑変現象は、作りたての卵焼きでも現れます。

なぜ変色が起こるのか、画像を見ながら確認してみましょう。

緑の変色は青カビのように見えても食べられる

緑変現象(硫化黒変)が起こった卵焼きは、アオカビが生えているような青緑のシミが広がります。

緑変現象の変色は、加熱時間が長いと発生しやすいといわれています。

そして、90℃以上の温度で加熱することも変色のきっかけになります。(※4)

黒い点のように現れることもあり、クロカビと間違えられることも多いです。

緑変現象は卵を加熱しているあいだに、卵白の硫化水素と卵黄の鉄分が化学変化を起こすのが原因なので、卵焼き以外の卵料理でも見られます。(※5)

管理栄養士 杉原彩佳
管理栄養士
杉原彩佳
ゆで卵に緑変現象が起こると、卵黄の外側が緑っぽい色になります。ゆで卵の緑変現象を防ぐには、新鮮な卵を使う、加熱時間を長くしすぎない、加熱後は急冷することがポイントです!

緑変現象で変色しても、人体に有害ではないので食べても大丈夫です。

ただし見た目が悪くなってしまうので、防止法として以下のようなポイントを意識して卵焼きを作ってみてください。

緑変現象を起こしにくい調理のポイント
  • 弱火でじっくり焼かない(加熱時間が長くなるため)
  • 焼き上がったらすぐに常温まで冷やす
  • 新鮮な卵を使う
管理栄養士 杉原彩佳
管理栄養士
杉原彩佳
これ以外にも、少量のお酢を混ぜ込むと化学変化が起こりづらくなり、変色しにくくなりますよ。(※6)

作り置きした卵焼きを再加熱する際、電子レンジでは加熱にムラがでて部分的に温まりすぎてしまうことがあります。

その場合、高温になった部分に緑変現象が起こる可能性があるので、温めすぎには注意しましょう。

一方で、お弁当で見られるカビでも緑変現象でもない変色は、一緒に入れている食材が原因かもしれません。

黒い斑点は食材の色の場合も

お弁当に入れた卵焼きが変色する原因として挙げられる代表的な食材が、ふりかけにも使われるゆかりです。

ゆかりに触れた部分に色が滲んで、まるでカビが生えているように黒く変色していますよね。

また、卵焼きにしそ(大葉)も混ぜ込んだ場合も変色を起こす可能性があります。

緑のシミがポツポツ見えて、アオカビのように見えますね。

しそやゆかりは風味が効いて卵焼きのアレンジにはぴったりですが、カビに見えることもあると覚えておきましょう。

また、卵焼きにきんぴらごぼうなどの色が濃い具材を混ぜ込むと全体が茶色くなるので注意しましょう。

卵焼きにカビが生えていなくても腐っている場合があるので、状態が明らかにおかしい場合は注意が必要です。

卵焼きはカビ以外に腐るとどうなる?傷んだ状態の見分け方

卵焼きが腐るとカビが生える以外にも、味や匂いがおかしくなったり、箸でつまむと糸をひくようになったりします。

傷みが進むと、形が保てずにグジュグジュに崩れてしまうこともありますよ。

腐った食べ物に見られる特徴
  • 味がおかしい(酸味が出る、カビ臭いなど)
  • 鼻をそむけるような酸っぱい匂い
  • ぬめりが出て糸を引く

これらの現象は細菌などの微生物によってタンパク質が分解されることで起こります。(※7)

管理栄養士 杉原彩佳
管理栄養士
杉原彩佳
体の役に立つヨーグルトなどの「発酵」も微生物によって成分が変質するのは同じ原理ですが、人体に害を与える場合は「腐敗」となります。

腐った部分には食べ物を腐敗させる菌以外にも、食中毒を引き起こす菌がいた場合には、下痢や吐き気などの症状があらわれるかもしれません。

潜伏期間を挟んで1週間は症状が出る可能性があるため、腐った卵焼きを食べてしまった場合は体調の変化に気をつけて過ごしましょう。(※8)

症状が重い場合にはすぐに病院で診察を受けるようにしてください。

また卵焼きなどの卵料理は、サルモネラ菌による食中毒の危険にも気をつけておかなければいけません。

お弁当 卵焼き 腐る

サルモネラ菌は動物の腸内などにいる細菌で、卵の殻だけなく白身や黄身の部分まで入り込んでいることがあります。(※9)

加熱することで殺菌できると考えられますが、中心まで火が通っていない卵焼きではサルモネラ菌が残っている可能性が高まります。

そのままでは正しい保存方法をしても時間が経つにつれて菌が増殖し、食中毒の原因になってしまうので、しっかり中まで火が通るように気をつけて調理しましょう。

また、卵焼きに生臭さを感じることがありますが、腐っているわけではなく食べられる場合もありますよ。

生臭い匂いはエサが原因の場合がある

卵焼きで生臭さを感じてしまう原因は、卵自体の匂いが残っていることが考えられます。

この場合の生臭い匂いは、えさの魚粉や油かすに含まれる成分が変化したものです。(※10)

お弁当 卵焼き 傷む

卵の風味でもあるため、調味料が少なめの卵焼きを作ったときに感じやすくなります。

鶏が魚粉をたくさん食べてしまったときにも匂いが強くなるので、卵の個体差もあると覚えておいてくださいね。(※11)

管理栄養士 杉原彩佳
管理栄養士
杉原彩佳
生臭さが苦手な方は調味料を多めにして卵焼きを作ったり、ねぎや生姜などの香味野菜を混ぜ込んだりすると気になりにくくなりますよ。

また、カビっぽく見える場合と同じように具材がきっかけで、生臭さを感じることもあります。

特に気をつけたいのが、焼き魚や明太子などの魚介類です。

混ぜ込んだり、お弁当で隣に詰めたりすると、生臭さが移ってしまうことがあるので、生臭さが苦手な方は注意してくださいね。

卵焼きはお弁当の定番ですが、保存状態が悪いと半日も経たずに傷んでしまうことがあります。

カビが生えるなど腐る寸前にならないように、正しい保存方法を実践しましょう♪

卵焼きのカビや変色を防ぐ正しい保存方法

卵焼きが腐りやすいのは、水分も原因の一つです。

水分を無くすことは難しいので、すぐ食べない場合は冷蔵庫に保存して傷むのを防ぎましょう。(※12)

卵焼き 冷凍 カビ

持ち歩くお弁当に卵焼きを入れる場合は半熟にならないようにしっかり火を通し、保冷剤で冷やしながら保存します。

前日に作り置きした卵焼きは、殺菌のためにも再加熱してから食べたりお弁当に入れたりしてくださいね。

ただし、電子レンジで再加熱すると水分が飛んでパサパサになりやすいです。

美味しく食べたいのであれば当日の出来たてか、調味料の工夫でしっとり仕上がる冷凍保存がおすすめです。(※13)

お弁当の作り置きにも使いやすい!冷凍保存のポイント

卵焼きを冷凍保存するときのポイントは、調味料にマヨネーズと水溶き片栗粉を加えることです。

マヨネーズのお酢と油脂は食感をふわふわさせる効果が期待でき、水溶き片栗粉を入れることで乾燥しにくくなります。

管理栄養士 杉原彩佳
管理栄養士
杉原彩佳
冷凍保存の場合も食中毒を避けるため、中心までしっかりと火を通しましょう。

焼き上がったらカットしてラップで包んで小分けし、冷凍用保存袋に入れて冷凍します。

冷凍保存した卵焼きは2週間ほど保存できますよ。

食べたりお弁当に詰めたりするときは電子レンジで再加熱が必要です。

ただし、温めすぎると固くなってしまうほかに緑変現象が起きやすくなってしまいます。

冷凍前にカットした大きさにもよりますが、2切れならば600Wで1分20秒を目安に加熱し、冷たい部分があるようなら追加するなど少しずつ調節してくださいね。

結論|卵焼きはカビに注意して正しく保存しよう

卵焼きにはさまざまなカビが生える可能性がありますが、緑色のシミや黒い斑点緑変現象の場合もありすべてが食べられないわけではありません。

また、ゆかりや大葉など混ぜ込む具材によってはカビが生えたような変色の仕方をすることがあります。

この場合も食べられますが、カビが生えた特徴や、ぬめりなどの傷んだ様子が見られたら、下痢や吐き気を起こしてしまうかもしれないので食べないように気をつけましょう。

作り置きした卵焼きを冷蔵保存すると再加熱でパサパサしやすいため、マヨネーズなどを混ぜて焼き冷凍保存するのがおすすめです。

 

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