【監修者：野菜ソムリエプロ みつはしさなこ】
【執筆者：同上】
冷凍パンの賞味期限は商品によって2週間〜1ヶ月程度と変わるので、必ずパッケージを確認する必要があります。
賞味期限がバラバラなのは種類だけでなくパンの包装状態も関係しているため、どんなパッケージのパンがいつまでもつのか、見分け方を知っておくといいですよ。
冷凍パンのこと
- 日持ちはどのくらい？
- 冷凍なのにカビが生える理由は？
- 日持ちさせるコツは？
- 美味しく解凍するには？
冷凍パンは通常のパンより保存期間が長いため、解凍後も日持ちしやすそうに見えますが、冷凍で起こりがちなある状態を見逃してしまうと、解凍後にカビが生える原因となります。
この記事では、カビを防ぐ正しい保存方法を紹介しているので、最後まで読んでくださいね！
記事監修みつはしさなこ先生
野菜ソムリエプロ
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目次
冷凍パンごとの賞味期限｜解凍後のカビ対策は？
冷凍パンの賞味期限は、パッケージ記載の期限を参考にしましょう。
商品にもよりますが、おおむね冷凍で2週間〜1ヶ月程度が日持ちの目安です。
| 市販品 | 解凍前 | パッケージの記載どおり （商品により2週間〜1ヶ月程度） |
|---|---|---|
| 解凍後 | お早めに | |
| 手作り | 解凍前 | 1ヶ月以内 |
| 解凍後 | お早めに |
自分で冷凍する場合は、正しく保存すれば約1ヶ月日持ちします。
どちらも解凍後は早めに食べ切るといいですよ。
冷凍・解凍後の賞味期限は商品パッケージを確認
冷凍パンの賞味期限は商品によって異なるため、パッケージに記載された期限を確認しましょう。
冷凍保存期間の傾向として、包装が密閉されていないものは2週間程度、ぴったりと密閉されたものは約1ヶ月程度が多いです。
解凍したパンは常温保存し、早めに食べ切りましょう。
なお、冷蔵庫での保存はパンのデンプン質が固く変化し、美味しくなくなってしまうのでおすすめできません。（※1）
自分で冷凍したパンは1ヶ月が日持ち目安
自分でパンを冷凍させる場合は、約1ヶ月が保存の目安です。
目安どおりに日持ちさせるちょっとした保存のコツは、こちらで解説しています。
また菓子パンや惣菜パンは、食材によって冷凍に向き不向きがあるので、こちらの記事も参考にしてみてください。
詳しくはこの記事をチェック！
冷凍パンに付着した霜はカビの原因に
冷凍パンに霜が付着していた場合は、解凍前にキッチンペーパーなどですぐに拭き取りましょう。
解凍で溶けた霜（水分）を放置していると、常温状態でカビが生える原因になります。
また霜が溶けてパンに染み込むと、パンが濡れて風味が落ちてしまいます。
気がついたら溶ける前に拭いてあげてくださいね。
冷凍パンの保存方法｜焼きたてに戻す解凍方法は？
冷凍パンを保存するときは、冷凍庫で空気に触れないようラップなどで密閉させましょう。
さらにジッパー付き袋に入れることで、すきまから空気に触れにくくなり、乾燥や霜がつくのを防ぎます。
| 冷凍方法 | 1個ずつラップなどで密閉させる |
|---|---|
| 解凍方法 | 自然解凍後、トースターで軽く加熱させる |
解凍は自然解凍で問題ありませんが、最後に軽くあたためると焼きたてパンの風味になるので、試してみてくださいね。
日持ちのコツは空気に触れないよう密閉させること
冷凍パンを日持ちさせるには、空気に触れないよう密閉させるのが大切です。
空気に触れると表面が乾燥したり、霜がつきやすくなったりしてしまいます。
- パンを1つずつラップする
- ジッパー付き袋に入れて空気を抜く
大きめサイズのジッパー付き袋なら、冷凍食パンもまとめて保存できるので便利です。
美味しい焼き方は自然解凍＋トースター
冷凍パンを解凍するときは、自然解凍で時間をかけて室温に戻すのがおすすめです。
急いでいるときは電子レンジ加熱もできますが、やりすぎると水分が飛んで固くなってしまうので、加熱時間を短めにするなど注意が必要です。
- 大きめのパンなら3〜4時間
- 小さめのパンなら1〜2時間
さらに、解凍後にトースターで軽くあたためると、焼きたての味が再現できますよ！
結論｜冷凍パンの賞味期限はパッケージを要確認
- 種類によって賞味期限が異なるのでパッケージを要チェック
- 自分で冷凍したものは1ヶ月以内を目安に食べ切る
- 付着した霜は解凍後カビの原因に
- 1個ずつ密閉すると長持ちする
- 自然解凍＋トースターで焼きたてのような味に
冷凍パンの賞味期限は商品によって異なるため、パッケージの期限を確認しましょう。
食パンなどを自分で冷凍する場合は、1ヶ月以内が日持ちの目安です。
しっかり密閉していないものや空気に触れているものは、乾燥で風味が落ちたり、解凍後にカビの原因となることがあるので、注意しながら美味しくいただいてくださいね。
