スライムの楽しい遊び方!初心者向けから応用編まで動画も紹介!

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科学・芸術

【スライム】って、なんだか懐かしくありませんか?

小さい頃に流行っていたスライム遊び。にょろにょろ・クネクネ〜と、なんとも言えないあの感触はクセになるし、もしかするとストレス解消の癒やし効果もあるかもしれませんね!

時代はこんなに進化して、巷にはハイテクなゲームや最先端のオモチャが溢れています。でも、いつの時代もスライムのような、不思議で単純でおもしろい遊びは、子供にとっては興味津々で感動もある遊びなんだと筆者は思います。

私には子供はいませんが、甥っ子&姪っ子と遊ぶ機会が多いんです。毎回会う前には、「次に会ったときには、どんなおもしろい遊びを教えてあげようかな?」などと考えては、わくわくしたりします!

そこで、今回は『スライム遊び』をやってみよう!と思い立ちました。筆者が子供の頃はガチャガチャとかで、すでにできあがったスライムを買ってもらい、大事に遊んだ記憶があります。

でも、せっかくなので、いちから自分で作るプロセスもおもしろいだろうと思って、作ってみることにしました!なので、スライムの作り方や遊び方などをいろいろ調べてみたいと思います。

この記事では、スライムで遊んだことがない初心者の人向けの遊び方から、経験のある人向けの応用編の遊び方まで幅広い内容となっているので、ぜひ参考にしてみてくださいね!

今回は、下記テーマに沿ってお伝えしていきたいと思います!

  • 【初心者向け】スライムの基本的な遊び方と注意点
  • 動画で紹介!スライムの楽しい遊び方 応用編
  • 保育園児の室内遊びにピッタリ!片栗粉スライムの作り方と遊び方
  • スライムの保存方法は?使用期限はあるの?
  • スライムの正しい捨て方とは?
  • 手作りスライムで子どもに遊ばせるねらいって?創造性が育まれるって本当?

それでは早速、スライムの楽しい遊びについて紹介していきます!

   

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【初心者向け】スライムの基本的な遊び方と注意点

まずは、初心者さん向けに、スライムの基本的な遊び方について紹介します。スライムで遊んだ経験がない方もある方も、ぜひ参考にしてみて下さい!

スライム遊びの楽しさに、子供も大人も時間を忘れて夢中になってしまいますよ

 

スライムの基本的な遊び方

スライムの基本的な遊び方は、とってもシンプル!!とにかく両手でスライムをいっぱい触りまくりましょう!

・感触を楽しむ
ヒヤッとしたスライムの独特な感触が、心地よいような、わるいような…。なんとも言えない不思議な触り心地を存分に楽しみましょう。

・形の変化を楽しむ
伸ばしたり、丸めてみたり、ちぎったり、両手で自由に触りながら、スライムの形が変化する様子を楽しみましょう。

・投げつけて楽しむ
壁やタンス・床・天井などに、思い切り投げつけてみましょう室内で投げつけるという行為は、普段あまり経験しないことなので、子供にとってはとても楽しめる行為だと思います。子供の抱える小さなストレスなども発散できてしまうかも!

・いろいろな型に入れて遊ぶ
使い捨てのコップやクッキーの型、小さい空き箱、ガチャガチャのケースなど、いろいろな型に入れてみましょう。どんな風になるのか?と考えながら、わくわく楽しめる遊び方ですね。

・キャッチボールで楽しむ
少し距離をとって、キャッチボールをしてみましょう。投げる感覚と受けとめる感触、どちらもなんだか楽しそうですね!

上記で挙げた遊び方だけでも、結構楽しめそうですね。筆者の場合、甥っ子はどれが一番盛り上がるかな?と想像しながら調べていましたが、5歳児なのでおそらくキャッチボールで大騒ぎしそうな予感です。(笑)

 

<スライムで遊ぶときの注意点>

ここで、スライム遊びをする際の注意点を確認しておきましょう!

・遊ぶ前、遊んだ後は、必ずしっかり手を洗いましょう
・小さい子どもが遊ぶ場合は、間違って口に入れないように、事前に『食べものじゃない』ということをしっかり説明しましょう。また、遊んでいる最中も目を離さないように気をつけましょう!
・床やテーブルにビニールシートなどを敷いておきましょう。(子供たちが夢中になる遊びなので、スライムが散らばる可能性が高いです)

 

次の章では、スライムの普通の遊び方に飽きてしまったときの、少し変わった遊び方について紹介します!

動画で紹介!スライムの楽しい遊び方 応用編

めいっぱいスライムを触って楽しんだ次は、より面白いスライムの遊び方をやってみましょう!今回紹介する遊び方は簡単なものばかりなので、ぜひトライしてみてくださいね。

バルーンスライムの遊び方

バルーンスライムとは、スライムに空気を入れて膨らませた、スライム風船のことです。トロトロ、ニョロニョロしたスライムが風船のようになるなんて、とっても不思議ですよね!

遊び方はすごく簡単ですが、かなり楽しめます。

<材料>

・ホウ砂(5g)
・洗濯のり(100cc)
・水(50cc)
・着色料(絵の具又は食紅)
・ボウルorコップ
・かき混ぜ棒
・ストロー

<作り方>
1.スライムをだ円形に伸ばします。
2.スライムの真ん中にストローをさします。
3.ストローをスライムで包み込むみましょう。
4.ストローとスライムをしっかりくっつけながら、ゆっくり息を吹き込みます。
5.ストローを抜き、口をとじます。
6.形を整えたら完成です!

<ポイント>
・ストローはスライムの真ん中に入れること
空気を入れすぎると破裂するケースがあるので、膨らますときはゆっくり息を吹き込むようにする

 

★バルーンスライムの注意点
・ホウ砂は毒性があるため、絶対に口に入れない!
・ストローでスライムを吸い込まないように、くれぐれも注意をする。

 

【動画】バルーンスライムの作り方

バルーンスライムの作り方【簡単解説】(字幕をONにして見てください)

動くスライムの遊び方

次に紹介するのは、自由自在にスライムを移動させることができてしまう、『動くスライム』の遊び方についてです。スライムを操る遊びは、子供たちが喜びそうですよね!

<材料>

・強力な磁石
・スライム

<遊び方>
1.スライムの中に、強力な磁石をいれます。
2.スライムの外側から内側の磁石を引っぱるようにして、もう一つの磁石で誘導します。

※磁石が弱いとうまく作用が働かないので、強めの磁石を使いましょう。

ほかにも、いろいろな色をつけてオリジナルのスライムを作って、動かしてみても面白そうですね。(*スライムに色をつけるには、食紅絵の具を使用します)

例えば、事前にこっそり動くスライムを準備しておき、子どもたちの前で動かす様子を見せてあげてください。仕掛けを知らない子どもたちは驚いて、興味津々で目を丸くするはずです!

『さて、どうやって動かしているでしょう?』と、質問してみるのも面白いかもしれませんね!

 

スライム風呂の遊び方

最後に、『スライム風呂』の紹介です!いろいろとスライムの遊び方について調べてみたところ、衝撃的な遊び方を発見しました!

<材料>

・ホウ砂(9L)
・洗濯のり(60L)
・水(60L)
・食紅

<作り方>

1.まずホウ砂を9Lのお湯に溶かします。
2.浴槽に洗濯のりを60Lいれていきます。
3.次に水を60Lいれて、混ぜ合わせます。
※洗濯のりと混ぜないといけないのでかなり体力が必要です!手伝ってもらいましょう。
4.ひたすら混ぜていきます。
5.食紅を入れてスライムに色をつけます。
6.最後にホウ砂を溶かしておいたお湯をいれます。
7.さらに混ぜていきます。完成です!!

 

【動画】スライムで風呂作ってみた

スライムで風呂作ってみた I make Slime Bathtub !

【スライムが髪の毛やカーペットについてしまったときの取り方】

スライム遊びに夢中になっていると、スライムが髪の毛や衣服や床についてしまう可能性が出てきますよね!

そこで、スライムがついてしまった場合の対処法について紹介しておきます!


★髪の毛

まず、髪の毛についた場合ですが、シャンプーをすれば簡単に取れるのでご安心ください。スライムは固まると固くなりますが、お湯につけると簡単にほぐれるようです。

★衣服・カーペットなど

カーペットなどにスライムがついたときは…。お湯に数滴『酢』を入れた中にタオルを浸し、その濡れタオルをスライムがついた部分に貼りつけます。

衣服の場合は、『酢』を入れたぬるま湯の中に入れて、しばらくの間ひたしておきます。温めるとスライムが柔らかくなってきます。

柔らかくなってから、指やいらなくなったカードなどで、そっと剥がすようにすると取れます。

 

スライムのさまざまな遊び方をみてきましたが、次は自分で手作りする方法を紹介します!

保育園児の室内遊びにピッタリ!片栗粉スライムの作り方と遊び方

子供たちは、1日中全身を使って、めいっぱい遊ぶことが仕事です。ですが、暑かったり寒かったりすると、室内で遊ぶ時間がどうしても長くなってしまいますよね。

室内にこもっていると、子供たちはストレスがたまります。ストレスがたまるとケンカが増えたり、塞ぎこんだりしてしまったりする可能性もでてきます。なので、ストレスを上手に発散させるという事は、とても大切ですよね

今回紹介する片栗粉スライムは、室内で楽しく遊ぶことでストレスが発散できる、とてもおすすめな遊び方です。では、さっそく作り方を紹介します!

片栗粉スライムの作り方

片栗粉スライムは、ホウ砂やホウ酸を一切使わないので、安心・安全です!

<準備>

・ビニールシートやブルーシート等
・サランラップ
・濡れタオル、乾いたタオル(手拭き用)
・こねるためのボウル等

*片栗粉遊びは、床に落とす事が考えられるので、 必ずビニールシートなど床に敷いておきましょう。また、テーブルはとてもベタベタになります。事前にサランラップなどのシートで、テーブルを覆っておくことをおすすめします。

<材料>
・片栗粉(一人分100g〜)
・水(一人分100cc)
・食紅か絵の具
・割りばし又は、かき混ぜることができる棒

<作り方>

1.片栗粉100gをボウルに入れます。

2.ボウルに入れた片栗粉の中に、食紅を少量入れていきます。

3.少しずつ水を入れていき、しっかり混ぜ合わせます。

4.固まってくるまで混ぜつづけます。

5.手作りスライムのできあがり!

※二人一組で、チームをつくるとよいでしょう。
お子さんが何人かいる場合は、混ぜる子、ボウルを抑える子と作業を分担することで、作業もスムーズに進みますし、協力し合うことを学べます!

 

ちょっと変わったスライムを作ろう!

実はスライムは、いろいろな材料を混ぜ合わすことで、見た目を変化させたり、不思議な感触に変化させたりできるんです!

変わり種スライムを作りたい場合は、先程紹介した材料に色々なものを追加をして作ります!片栗粉と水だけではまとまりが弱いため、ホウ砂、ホウ酸のほか、作りたいものに応じて、以下の材料を追加します。

★光るスライム → 蛍光塗料
★風船みたいに膨らむスライム → ストローと洗濯のり
★ボンドスライム → 木工用ボンドと片栗粉
★きらきらスライム → ラメなどキラキラしたもの
★ふわふわスライム → シェービングクリームと液体のり
★つぶつぶすらいむ → 球状の発砲スチロールなど
★砂スライム → 砂
★ヨーグルトスライム → ヨーグルト・コーンスターチ(※これはホウ砂なしでも作れます)

いろいろとスライムについて調べてみると、こんなにたくさんの作り方があるんですね!どんなスライムになるのかが、想像できるものと全く想像できないものまで!

上記の材料以外にも色々な身近にある材料を混ぜて、実験してみましょう。オリジナルのスライム作りに、子供たちは夢中になることでしょう!

 

■変わり種スライムを作る際の注意事項

いろいろな種類のスライムを作る時に使用される『PVA系洗濯のり』ホウ砂』は、少し危険な薬品です。ホウ砂には毒性があり、5~10gを小児が誤って食べると嘔吐や腹痛を引き起こすそうです。

なので、子どもが誤って口に入れるととても危険です!とくに、0〜3才くらいの小さいお子さんにはオススメできません。万が一小さな子供の口に入ってしまった場合は、すぐに医師にみてもらいましょう。

 

【想像力をのばそう!】

まずは、作る前に子供たちにスライムを見せて、『さて、これは一体なにでできているのでしょうか?』と、質問することからスタートしてみましょう!

おそらく子供たちからは、それぞれ自由に思いついた面白い答えが帰ってくることでしょう。たくさん考えること、疑問を持つ中で、想像力が育まれます。

次に、答えの発表です!子供たちに片栗粉を見せたり、触らせたりして、感触を体験させてください。そして、実際に作り方を説明しながら、粉からスライムに変化していく状態を、子供たちに体験させましょう!

 

片栗粉スライムの遊び方

スライムが完成したら、いよいよ実際にスライム遊びのスタートです。握ったり、丸めたり、ちぎったり、床に投げつけてみたり、自由に遊ばせてあげましょう!

触った感触や形の変化を楽しんだあとは、つづいてスライムでの実験をしてみましょう。

身近にあるいろいろな材料を混ぜて、光るスライムキラキラスライムつぶつぶスライムなど…。どんなスライムが作れるのか?子供たち自身に、作りたいスライムをイメージさせながら、どんどん実験をさせてあげましょう!

【年齢別の遊び方】

★ 0、1、2歳児
スライムにたくさん触れて、初めて経験するスライム独特の感触や形が変わる様子を楽しませましょう。

★3歳、4歳、5歳
めいっぱいスライムを触って、独特な感触を楽しんだあとは、応用編のスライムづくりにチャレンジします。

<参考例>
・ビーズやスパンコールを混ぜて、キラキラスライムづくり
・水と蛍光塗料を入れて光るスライムづくり
・食紅や絵の具を混ぜてカラフルなスライムづくり
・コップに入れたり、何か型にはめたりして、かたちが変化するのを楽しむ
・ごっこ遊びを楽しむ

スライムが臭い?保存方法は?使用期限はあるの?

ここまでで、スライムの作り方や遊び方について紹介してきましたが…。スライムのことで、ふと気になることを思い出しました!

筆者が子供の頃、スライムで遊んだあとに、確か大切に自分の机の引き出しにしまっておいたんです。すると忘れた頃に、「なんだか変な臭いがするな~」と思ったら、スライムの臭いだったようで、母親に捨てられた悲しい記憶が…。

せっかく一生懸命に作ったスライム。自分の宝箱BOXに、大切にしまっておきたくなるかもしれません。でも、腐ったり、臭くなったりするのも嫌だし、困りますよね。

ということで、この章では、スライムは腐るのか?また、臭くなる原因や使用期限などについてみていきたいと思います。

 

スライムが臭くなる原因と対策

結論から先に言うと、スライムを管理する状態によっては腐るようです!それによって臭いも発生するわけですが、ちょっとした工夫をすることで、多少は臭いを抑えられるようです。

では早速、スライムが腐る原因と対策をみていきましょう。

 

■臭くなる原因

スライムは、細菌やカビの繁殖が原因で臭くなります。スライムを作るときには、基本的に素手で触り、混ぜたりコネたりします。

また、事前に手をきれいに洗っておいたとしても、手にはたくさんの細菌が存在しています。遊んでいる最中に、素手だとどうしても雑菌がスライムに混ざっていき、時間の経過とともに、菌がどんどん繁殖していくため、臭くなってしまうようです。

なので、雑菌を増やさないようにするための工夫をすることが、臭いを防ぐためのポイントになってきます。

 

■臭いを抑える対策

手垢がつかないようにするには → 薄手の手袋をつける
・唾液が入らないようにするには → マスクをつける
・スライム作りに使用する道具を殺菌消毒する
・洋服の雑菌がつかないようにするには → ビニール製のエプロンをつける

上記のような工夫をすることで、多少は雑菌を減らせると思うので、できそうなことはぜひやってみて下さい!

使用期限について

雑菌は水分が多いと繁殖していきます。スライムは水分を多く含んでいるので、スライムを数日間放置した場合、雑菌が繁殖して臭くなる原因になり、またカビが生えてくる場合もあるようです。

なので、スライムの長期間保存はやめたほうがよさそうですね!

ということで、スライムは一度に大量に作るのでなく、少しだけ作って遊んで、次に遊ぶときにまた作るようにしましょう!

・スライムは常温で保存が可能
・でも、スライムの長期間保存は衛生上よくない!

スライムは時間が経つと雑菌が繁殖したりして、臭くなったりカビが生えてきたりすることが分かりましたね!

「大切にずっと持っていたい!」と思う子供たちもいそうですが、お伝えしたとおり、スライムは長期保存ができません。ということは、残念ながら捨てなければならない日がやってきます。

そこで次の章では、スライムの捨て方について紹介していきたいと思います。

何ゴミなの?スライムの正しい捨て方とは?

いきなりですが、ここでみなさんに質問です!

『スライムはどのようにして捨てますか?』
『ゴミの分別はどうしたらよいでしょう?』

分からない人や迷う人も多いと思うので、以下で確認しましょう。

 

スライムの正しい捨て方

スライムの捨て方として一般的に推奨されているのが、一般ゴミと一緒に捨てる方法のようです。ゴミの分別は、燃えるゴミ一般ごみに指定している自治体が多いみたいです。

また、もしも、材料に洗濯のりを使った場合は、プラスチックごみになります。自治体によって異なる場合があるので、必ず確認してくださいね!

 

NGな捨て方

それでは、次にやってはいけないスライムの捨て方について紹介していきます!

★下水に流すのはダメです!

スライムをそのまま下水に流してしまうと、排水溝が詰まってしまうので絶対にやめましょう!詰まってからは、業者さんを呼んで修理したりなど大変なことになってしまいます。

また子どもが手を洗う際も、片栗粉のついた手を水道で洗わないようにしましょう。まず濡れたタオルを用意しておいて、子どもの手をきれいによく拭き取ってから手を洗うようにするといいですよ。

★土に埋めるのもNG!

中には、「土に埋めてしまえばいいのでは?」と考える人もいるかもしれませんね。でも、これも絶対にやめましょう!

なぜかというと、スライムの材料である洗濯のりには、PVAという成分が含まれています。PVAとは、プラスチックの一種の成分です。つまり、土に還らないというわけです。環境に良くないことなので、やめましょうね!

スライムの捨て方を間違えると、さまざまなトラブルになる可能性があるので、くれぐれも正しい処分方法で捨てましょう。

※ただし、酢を混ぜて液体にした場合はOKです

 

【捨てる前の再利用】

食塩をスライムにいれると、スーパーボールを作ることができちゃうんです!

食塩はどの家庭でもあるものなので、せっかく手作りしたスライムを最後まで楽しむために、捨てる前にやってみてはいかがでしょうか?

 

手作りスライムで子どもに遊ばせるねらいって?創造性が育まれるって本当?

市販のスライムでの遊び方から、さまざまなスライムを手作りする方法をみてきました。ここで、子どもとスライムを手作りして遊ぶねらいや奥深さについても、ご紹介したいと思います。

 

片栗粉遊びのねらいとは?

感触遊びは、スライム以外にもいろいろな種類がありますが、よくある遊びでいうと、水遊び砂遊び泥遊び粘土遊びなどがあります。

こうした『感触遊び』や『感覚遊び』は、幼少期に大切な遊びとされていて、五感がフルに使われる大切な遊びです!(※五感とは、視覚、聴覚、嗅覚、触覚、味覚のことです。)

五感をフルに活用し、遊びを通してたくさんのことを経験値として、インプットしていくそうなんですね。

例えば、子供自身がイメージにあわせて何かを作ったりして遊ぶ中で、想像力や創造力が育まれます。さらに、夢中になることで、集中力や忍耐力などの基礎を身に付けていくそうです。

いろいろなものにたくさん触れ、感触(感覚)遊びを経験していくと、「どうしたらもっとイメージどおりにできるのかな?」など、考える力もついていきます。

逆に感触(感覚)遊びが少ないと、いろいろな新しいことに対して、受け入れられなかったりしてしまう傾向があるそうです。

感触(感覚)遊びを楽しみながら経験することは、成長していく上で、あらゆる力を身に付けていけるとても大切なことなんだと思います。

それでは、子供の年齢別特徴と感触遊びのねらいについて、説明していきますね。

 

★6カ月未満
『不思議な感触!気持ちがいい!』
感触遊びを通して、新しい感触の面白さを知ります。

★6カ月〜1歳3カ月
まわりのことを意識し、興味を持ち始めて、喜怒哀楽が芽生えてくる時期です。初めての感触遊びを通して、みんなと一緒に遊ぶという面白さを経験します。また、みんなと遊ぶ中での信頼関係も生まれます。

★1歳3カ月〜2歳未満
『とにかく興味津津! 』がこの年齢。
まわりの人や色々な身近なものに自発的に関わろうとする時期です。身ぶり手振りや知っている言葉などでどんどん伝えようとします。感触遊びを通して、より積極性や伝える力が育まれます。

★2歳
『なんでも自分でやりたい!』が強くなるこの年齢。
自分のやりたいことや欲求を知っている言葉や行動で伝えようとし始める時期です。感触遊びを通して、自分でできる達成感や、やりたいことをイメージする発想力が育まれます。

★3歳
『どうして?なんで?自分でやりたい!』
より欲求が叶うために必要な言葉を一緒懸命使おうとしたり、感じたことを言葉で伝えようとしたりする時期です。また、まわりをより意識しはじめるのもこの年齢の特徴です。

感触遊びを通して、自分の考えを伝えながらまわりと一緒に楽しく遊ぶことで、感情の伝え方や協調性が育まれます。

★4歳
『とにかく友達が大好き!!みんなと遊びたい!』
思ったことや感じたことを伝え合う楽しさや喜びを感じる時期です。仲間意識が芽生えはじめ、友達と一緒に遊ぶ楽しさや、共感なども感じる大切なときです。

感触遊びを通して、友達と一緒に遊ぶ喜びと伝え合うことの楽しさなどが育まれます。

★5歳
『みんなで一緒に遊ぶことが楽しい!!』
自分が思ったこと・感じたこと・できたこと・できなかったことを、自分の言葉で相手に伝えることに喜びを感じはじめる時期です。相手に共感してもらうことで、安心感を感じたりもします。

いろいろな経験や知識から、工夫をすることを考え出すことも上手になってきます。感触遊びを通して、発想力・想像力が育まれます。また、自分なりの工夫を行う中で、うまくいく・いかないを体験し、目標に対する達成感や忍耐力なども学べます。

 

【子どもがスライム遊びを嫌がったら?】

中には、スライム遊びを嫌がる子もいます。トロトロ、にょろにょろが気持ち悪く感じて、不快に思うのかもしれませんね。

経験したことのない感触ですから、仕方がありません。そんなときは、無理矢理させずに、先生や友達が楽しんで遊んでいる姿を見せてあげて、見守りましょう。

慣れるための時間には、個人差がある場合もありますよね!少しずつ興味がわけば慣れてくるので、待ってあげましょう。

 

おもちゃの奥深さについて

次は、遊ばせるおもちゃの奥深さについてみていきましょう!

最近筆者が読んだある本の内容で、「なるほどな」と心に響いたことがあるので、少し紹介させていただきますね。

本には【創造力豊かな子どもに育てるためにおもちゃの奥深さとは】について書かれていたのですが、今回の記事のテーマである【スライム遊び】をするうえでも、共感できるような内容でした。

以下、筆者の言葉としてまとめてありますが、ぜひご覧ください。

◎与えるオモチャがいかに子供に影響を与えるか
◎子どもにとっては、遊び=生活のすべて! 遊びの中で多くのことを学び、人生の基礎になる様々なことを身につけていく。
なので、どんなオモチャでどのように遊ぶのかは、とっても重要なこと。

最近のオモチャは、スイッチひとつで動いたり、光ったり、音が鳴ったりなど、昔と違ってすごく進化していますよね。

でも、こうしたオモチャは遊び方が決まっているので、自分で工夫して新しい遊び方を発見するということは、ほとんどありません。

つまり、自ら積極的にかかわることができないオモチャは、遊びが受動的になってしまい、子どもの自発性や能動性が伸びなくなってしまう可能性があると思われます。

スライム遊びは、一見単純でシンプルな遊びのように思えます。でも、素手で触る独特な感触や、形が変化する様子を視覚的に楽しんだり、子供自身が自由に遊び方を生み出したりできて創造性が育まれるとても刺激的な遊びなんだと感じました!

 

まとめ

それでは、最後に今回のまとめです!

・スライムの基本的な遊び方は、とにかく両手でいっぱい触りまくろう!
・室内遊びにはホウ砂を使わない安心な片栗粉スライム遊びがおすすめ!
・スライム遊びは、ストレスが発散でき遊びを通して発想力や創造力、協調性が育まれる
・変わり種スライムを作りたい場合は、身近な材料を追加して作ってみよう!
・スライムは状態によっては臭くなるが、工夫によっては臭いを抑えられる
・スライムの長期間保存は衛生上よくない!
・スライムの捨て方は、燃えるゴミ・一般ごみに指定している自治体が多い

スライムの作り方や遊び方など、初心者向けから応用編まで幅広くご紹介してきました。スライムは、身近なものを用いていろいろな実験ができるので、ぜひオリジナルのスライム作りを、子ども達と楽しんでみてください。

そして、今回いろいろと調べていく中で、感触遊びの大切さを知ることができました!筆者は、スライム遊びは「単純で面白い遊び!」と思っていましたが、実はとても奥深い遊びだったんですね!!

早速、甥っ子や姪っ子とスライムづくりにチャレンジしてみたいと思います。みなさんも存分にスライム遊びを楽しんでみてください。

 

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