ハムスターに豆腐をあげるのは大丈夫?与え方の注意点はコレ!

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動物の話

ハムスターを飼っていると、ハムスター用のごはんのほかにも、いろいろなものをあげたくなりますよね?

せっかく飼っているのだから、おいしいものを何かしら食べさせたくなるでしょう。

最近、ハムスターを飼っている友達から、「本当にかわいくて、体にいいものをあげたいなって思うんだけど、豆腐はどうなのかな?」と聞かれました。

実は、私も過去にハムスターを飼っていたので、今回聞かれたようです。でも、私はハムスター用の「乾燥豆腐」しかあげたことがないんです。

飼っていた頃は、自分で野菜や果物を食べたりするときに、微量ながらあげていたことを思い出しました。きっと、豆腐なら悪いものも入っていなさそうですし、体にもよさそうですよね…。

実際のところ、ハムスターには人間用の豆腐を上げても大丈夫なのでしょうか?

そこで、今回は

  • ハムスターに豆腐をあげるのはOK!メリット・デメリットを知ろう!
  • いつがいい?ハムスターに豆腐を与える最適なタイミング
  • ハムスターに豆腐を与える場合の注意点
  • ハムスターの好みを見つけよう!おすすめの豆腐をチェック

などをご紹介していきたいと思います。

ハムスターにいろいろとあげたい…。けれど、それがハムスターにとっては、よいことなのかわからないと不安ですよね。

その不安を、こちらの記事で解決していただけたらと思います。では、さっそく見ていきましょう!

   

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ハムスターに豆腐をあげるのはOK!メリット・デメリットを知ろう!

まずは、ハムスターに豆腐をあげてもよいのどうかが、一番気になるポイントですよね!また、ハムスターに豆腐をあげるメリットやデメリットがあるのかどうかも確認してきたいところです。

この2つに関する情報を、あわせてみていきましょう。

ハムスターに豆腐をあげても大丈夫?

人間にとっては、良質なタンパク質で体によい豆腐ですが、ハムスターにとってはどうなんでしょう?いくらヘルシーと思える食品でも、相手は体の小さなハムスターなので、実際のところどうなのかが気になるところです。

その答えですが…。

豆腐はハムスターにとってもよいタンパク源になるので、与えても大丈夫です!「柔らかくて食べやすい」という特徴がある豆腐は、摂取しやすいでしょう。

 

■毎日あげても大丈夫?

「じゃあ、さっそくあげてみよう!」とすぐにでもあげたくなりますが、どのくらいの頻度で豆腐を与えればよいのかも気になりますよね。

いくら大丈夫とはいえ、毎日与えることはオススメできませんというのも、豆腐はハムスターにとってはカロリーが高めなんです。そのため、毎日食べることで摂取カロリーをオーバーしてしまう恐れがあります。

ただし、寿命や病気などの理由で、弱ってしまっている場合は別です。ハムスター自身に、乾燥フードを食べる気力がないときに、食べやすい豆腐を与えることで、タンパク質や水分を補給することができるのでおすすめですよ。

 

■ハムスターの1日に必要なカロリーの目安は?

カロリーの話が出たので、ハムスターの1日に必要なカロリーも紹介しておきますね。

今回必要なカロリーを調べるにあたって参考にさせていただいたフードは…「フィード・ワン株式会社 ハムスターフード ハードタイプ」です。

 

これを元にして、ハムスターに必要なカロリーをはじき出してみました!!

【ゴールデンハムスター(体重90~100g)の場合】

1日あたりの平均給餌量:10~20g
こちらのフードは、100gあたりのカロリーが330kcalです。つまり…ゴールデンハムスターにとっては、33~66kcalが1日に必要なカロリーということになりますね。

【ドワーフハムスター(体重30~50g)の場合】

1日あたりの平均給餌量:3~8g
これによると、ドワーフハムスターの場合は、9.9~26.4kcalが1日に必要なカロリーということになります。

ここで、豆腐のカロリーも確認しておきましょう!

木綿豆腐:100gあたり71.9kcal
絹ごし豆腐:100gあたり55.9kcal

こうしてみると、木綿と絹ごしでも結構カロリーが違うんですね。ハムスターの1日に必要なカロリーと、あわせて参考にしてみてください!

さて、話は戻りまして、次は豆腐をあげるメリットやデメリットを紹介していきますね。

 

ハムスターに豆腐をあげるメリットとデメリットは?

ハムスターに豆腐をあげてもOKということはわかりましたが、実際にあげた際には、どのようなメリットやデメリットがあるのかを確認しましょう。

■豆腐をあげるメリットは?

人間と同じように、ハムスターもカルシウムが不足すると、骨粗鬆症になってしまうことも…。ただし、ハムスターにバランスよく栄養を与えることは難しいところですよね。

そこで、骨からカルシウムが出ていくことを食い止める効果が期待できる「イソフラボン」を含む豆腐を与えることで、カルシウムを補給しなくても、骨粗鬆症を予防できるというメリットがあります。

 

■豆腐を上げることでデメリットはある?

逆にデメリットですが、豆腐は水分を多く含んでいるので、あげすぎは禁物です!!豆腐をたくさん与えてしまうと、下痢になってしまう恐れがあるので気を付けましょう。

与える際は、少しでも水分を抜くためにも、キッチンペーパーなどで豆腐を包み、水抜きするとよいですよ。

また、先ほどご紹介したカロリーの指標と豆腐のカロリーを照らし合わせて、適切な量を与えると安心ですね。豆腐のカロリーも紹介しましたが、パッケージに記載されているカロリーのほうがより正確なので、確認してみてくださいね。

再確認になりますが、毎日与えることはオススメできないので、たまに与えるくらいがちょうどよいと覚えておきましょう。

しかし、ここでさらに疑問が…!!豆腐はいったい、どのタイミングで与えたらよいのでしょうか?

それを次項で確認していきましょう。

いつがいい?ハムスターに豆腐を与える最適なタイミング

ハムスターに豆腐を与えるタイミングとして、最適な場面はいくつかあります。それを詳しくご紹介していきますね!

ハムスターにはいつ豆腐をあげればいいの?

■病気などで弱っているとき

豆腐を与えるタイミングとして一番適しているのが、ハムスターが病気になったりして弱っているときです。

ハムスターって、結構腫瘍ができやすい動物なんです。我が家で飼っていたハムスターの半分くらいは、腫瘍が悪化して死んでしまいました。

腫瘍ができる場所はさまざまですが、特に頬袋や口の近くにできた場合は、食欲が低下します。

また、ほかの病気になった場合なども、食欲の低下がみられる場合もありますよね。さらに、食欲が低下してしまうことで、体重の減少につながる心配も…。

そういうときに、噛む力が少なくてすむ豆腐はオススメです。ブドウ糖と並行して使うことで、体重維持をしていくことができますよ。

 

■おやつとして

ごくたまにあげるおやつとして、豆腐を与えるのもよいですね。

ただし、カロリーが高いので与える量に注意しましょう。おやつとしてあげる場合は、1週間に1回量は5mm角を目安に与えましょう。

ハムスターには、豆腐をいつでも与えてよいわけではないことがわかりましたね!

どういう場合に、どういったタイミングで与えるかということも大切なのですが、豆腐を上げる際に気を付けるべき注意点も、ぜひ知っておいていただきたいところです。

そこで、次項ではハムスターに豆腐を与える場合の注意点をお伝えしていきます。

ハムスターに豆腐を与える場合の注意点

ハムスターに豆腐を与えるときに、注意していただきたいことがいくつかあります。さっそく見ていきましょう!!

ハムスターに豆腐をあげる際はここがポイント!

■生でも茹でてもOK

基本的に、豆腐が新鮮なものであれば、そのまま生であげてもOKです。

ただし、生だと心配というのであれば、茹でたものを与えてもOKですよ。その際は、冷ますことをお忘れなく!!

 

■食べないときはすぐに片付ける

ハムスターに豆腐を与える際は、新鮮なものをあげるというのが絶対条件です。

豆腐は悪くなるのが早いので、ハムスターが食べない場合は放置せずに、20~30分程度様子を伺ってみて、食べなければすぐに片付けましょう。これは食べ残した場合も同様です。

 

■味付けはNG

人間の場合、豆腐に醤油などを垂らして食べたいところですが、ハムスターに与える場合は味付けは不要です。

また、風味付きの豆腐なども売られていますが、プレーンの豆腐をおすすめします。枝豆豆腐など、害がなさそうなものもありますが、カロリーが高いので避けたほうが無難です。

ついでに、ハムスターが食べられないものを知っておいたほうがよいと思いますので、以降でそれらの食材もご紹介しておきますね。

 

ハムスターに与えてはいけない食べ物

ハムスターに与えてはいけない食べ物には、どんなものがあるのでしょう?これを知っているのと知らないのでは、大違いですよ!!

■ユリ科ネギ属の植物

具体的には、ネギ・ニラ・ニンニク・玉ねぎといった食材です。ハムスターがこれらの食材を口にしてしまうと、血液中の赤血球が破壊されてしまい、酸素不足や貧血を引き起こしてしまう恐れがあります。生はもちろんダメですが、加熱してもダメです!!

■タンニンを含むもの

具体的には、レンコン・ゴボウ・ドングリなどです。どれも硬くてハムスターには良さそうな食べ物のように見えますが、これらはタンニンを含むのでNGです。ハムスターは、人間のように体内でタンニンを無害化できる成分を持ち合わせていないので、タンニンを含むものを取り入れてしまうと、内臓に負担をかける恐れがあります。

■人間が食べているもの

人が食べているものを安易に分け与えてしまうと、ハムスターにとっては塩分が高めであったり、添加物が良くない影響を与えたりする恐れがあります。ハムスターの小さな体には、かなりの負担になることもあるので、与えないほうが無難です。

ところで、ハムスターといえば「チーズ」が思い浮かびませんか?もちろん、ハムスターはチーズも食べますが…人間用のチーズは、塩分やカロリーが高すぎるのでNGですよ!どうしてもあげたいという場合は、ハムスター専用のチーズを購入して与えましょう。

 

【私の実体験談】

実家でハムスターを飼っていたときに、よくトーストの耳の部分を与えていました。

その影響かどうかはわかりませんが、我が家で飼っていたハムスターは腫瘍ができやすかった気がします。

それがわかってからは、与えるのを控えるようにしました。そうすると、あまり病気をしなくなったんですよね。なので、やはりトーストが原因だったように思えます。

 

人間が良かれと思って与えていても、ハムスターにとっては負担になることもありますので、できるだけハムスター専用のエサやおやつを与えるようにしましょうね。

 

ハムスターは寿命が短く、病気が心配になることもありますね。そんなときは、こちらの記事をご覧ください
↓ ↓ ↓
ハムスターが震えるのは大丈夫?病気じゃないか心配です!

 

では、今回お題として取り上げている「豆腐」には、ハムスターにおすすめ!!というものはあるのでしょうか?

次項でチェックしていきましょう。

ハムスターの好みを見つけよう!おすすめの豆腐をチェック

こちらでは、ハムスターにおすすめの豆腐をご紹介していきたいと思います。

ハムスターにも好みがあるので、いくつかおすすめの商品を知っておくことで、与える豆腐にも迷うことがなくなると思います。

ハムスターにおすすめの豆腐4選!!

人間にも好みがあるように、ハムスターにも好みがあります。こちらでは、私が厳選したおすすめの豆腐をご紹介していきますので、ぜひ参考にしてみて下さい!

【スドー サクサク王国 とうふ】

こちらは乾燥タイプの豆腐なので、日持ちしてくれるのがありがたいですね。安心安全で与えたいという場合は、こちらの乾燥タイプがおすすめです。

[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

スドー サクサク王国 とうふキューブ 10g 関東当日便
価格:201円(税込、送料別) (2018/8/13時点)

 

【楽天市場店charm 国産大豆使用 とうふキューブ】

こちらも乾燥タイプの豆腐です。国産大豆を使用している着色料・保存料不使用無添加という点が安心ですよね!メーカーが違えば、同じ乾燥豆腐でも味や食感に違いが出てくることもありますので、試してみる価値アリです。

 

【森永乳業 森永の絹ごし豆腐】

これ、私も食べたことがある豆腐です!!コクがあっておいしかったですよ~。最長で10カ月保存できるので、ほかの豆腐より長持ちするのが特徴です。また、直接農家の方と契約し、遺伝子組み換えをしていない大豆を使ってるので安心ですね。さらに、保存料を使用せず、保存方法を工夫することで長持ちさせています。

 

【九州産 充填豆腐】

原材料が大豆塩化マグネシウム(にがり)のみ。消泡剤も無添加、放射能検査済みなので、安心してハムスターに与えられる豆腐です。

 

【豆腐の添加物について】

できれば、ハムスターには素材のよいものを与えたいところですが…。豆腐にも添加物が含まれている場合があることを、ご存じでしょうか?おそらく、あまり知られていないことが多いと思います。

その原因は、豆腐に添加物が含まれているかどうかが、記載されていない場合が多いということなんです。では、どのように添加物の有無を調べるかというと…値段とパッケージをチェックしましょう!

スーパーなどで豆腐コーナーを見てみると、高い豆腐と安い豆腐がありますよね?実は、この値段も結構重要です!!

高い豆腐は、豆乳とにがりのみを用いている製法で作っていることが多いのです。この場合、豆腐の製造工程の中で生じてしまう泡は、すくったりこしたりして消しているのですが、安い豆腐の場合は「消泡剤」というものを使っていることがあります。

消泡剤とはどういったものを用いているかというと、「シリコン樹脂」を使っていることも…。こんなこともあり得るので、パッケージに「消泡剤不使用」と書かれているものを選ぶと安心です。

豆腐には安いもの高いもの、味付きのものなどがいろいろとありますが、選ぶときはハムスターに安全安心に与えられるものを選びましょう。

ハムスターによい豆腐を与えたいというのであれば、以下の2点に注目して選んでください。

・原材料名に「大豆」「塩化マグネシウム(にがり)」と書かれている
・パッケージには「消泡剤不使用」と書かれている

余計なものが混ざってしまうと、ハムスターの体調や寿命を左右しかねないので、注意しましょう!

 

ハムスターの体調や寿命を左右するハムスターの喧嘩に関してはこちらが参考になるかもしれません
↓ ↓ ↓
ハムスター同士の喧嘩を止めたい!!どうしたらいい?

 

まとめ

ハムスターに、豆腐をあげられるということがわかりましたね!最後に、重要事項をおさらいしておきましょう。

  • ハムスターに豆腐を与えることはOKだが、毎日与えるのはNG
  • 病気などで弱ったり体重が落ちている場合は、豆腐を用いるのがおすすめ
  • 体重が90~100gのハムスターは約33~66kcalが必要なカロリーの目安となる
  • 体重が30~50gのハムスターは約9.9~26.4kcalが必要なカロリーの目安となる
  • 豆腐を与えることで良質なタンパク質を摂取でき、骨粗鬆症を予防できる
  • 豆腐を与えすぎてしまうと下痢になる恐れがある
  • ハムスターに豆腐を与えるタイミングは、弱っているときやおやつ時がベスト
  • ハムスターに豆腐を与える場合は、新鮮なものを選び、味付けをせず、食べない場合はすぐに片づける
  • ハムスターにユリ科ネギ族の植物タンニンを含むもの人間が食べているものを与えてはいけない
  • ハムスターの食いつきを見て、好みの豆腐を知ることができる
  • 豆腐を選ぶときは、パッケージを見て「消泡剤不使用」の文字があるかを確認するとより安心

どうしてもかわいがっているハムスターに、人間がおいしいと感じるものをあげたくなりますよね。(私もそうでした…。)

その気持ちはよーくわかりますが、与え方や注意事項を守らないと命取りになってしまう場合もあるので、十分に注意したいところです。

豆腐を与える場合は、今回紹介した内容を参考にしながら与えてみてください。かわいいペットだからこそ、与えるものには気を付けて長生きしてほしいですね!

 

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