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ちくわの常温保存は何時間まで大丈夫?開封後の常温放置は危険?

ちくわ 常温

【執筆者:管理栄養士 鳥越菜生】

要冷蔵のちくわは常温保存できませんが、短時間の放置で臭いや見た目に異変がない場合は加熱すれば食べられる可能性があります。

しかし高温で何時間も放置した場合や開封後は、雑菌が繁殖して傷みやすいため注意しましょう。

賞味期限間まで常温保存が可能な商品もあり、商品ごとに製法や原材料に違いがあるため、記載された保存方法や期限を守ることが大切です。

この記事ではちくわを安全に美味しく食べるために知っておきたい、次の項目についてご紹介します。

この記事を読むとわかる!
ちくわのこと

 

  • 常温放置による危険性
  • 要冷蔵品と常温保存可能品の違い
  • 食べられない状態の見分け方
  • 劣化を防ぐ保存方法とお弁当に入れる際の注意点

昨日買ったちくわを常温で一晩放置していて食べられるか悩んでいる人や、いつも1袋使いきれず困っている人もぜひ参考にしてください。

 
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ちくわの常温保存は何時間なら大丈夫?種類・開封後の違い

ちくわ 常温保存

要冷蔵のちくわは常温放置しても、短時間だけで臭いや見た目に異変がなければ、加熱して問題なく食べられる場合があります。

場所の状況や室温の高さなどに左右されるため何時間なら良いとは言えませんが、長時間だと傷んで食べられない可能性が高くなるので注意しましょう。

しかし中には、直射日光や高温多湿を避ければ常温保存で長期間日持ちする商品もあります

市販ちくわの賞味期限・日持ち期間目安
未開封 要冷蔵品 製造日から1週間程度
常温保存品 製造日から1~数ヶ月程度
開封後 要冷蔵で2~3日
(なるべく早めに)

市販のちくわには要冷蔵品と常温保存可能品がありますが、賞味期限は商品ごとに異なります。

常温で保存・放置していたちくわが食べられるか悩んだら、まずパッケージの表示を確認してみましょう。

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ちくわに常温保存できる・できない商品がある理由

魚肉練り製品であるちくわに常温保存できる・できない商品があるのは、製造・包装方法が異なるからです。

ちくわは魚のすり身を成型して蒸す・焼くなど加熱調理されていますが、商品ごとに材料や製造工程が違い、日持ち期間や保存方法が異なります。

マルハ
うちのちくわ
小林蒲鉾
クリーミー
チーズ竹輪
賞味期限
(製造日起算)
7日程度 150日
包装 レトルト容器
保存方法 要冷蔵
(1~10℃以下)
常温
(冷暗所)

食品衛生法により、魚肉練り製品は基本的に「10℃以下で保存しなければならない」と定められています。(※1)

一般的な要冷蔵品はスーパーでも冷蔵ケース内で販売され、お取り寄せの名産ちくわも冷蔵便で届く場合が多いです。

ただしレトルト食品のように「気密性のある包装容器に充てん後中心温度を120℃で4分間加熱するか、同等以上の殺菌を行った場合」は例外と認められ、常温保存できます。

こちらのように加熱殺菌された常温保存可能な商品は携帯に便利で、レジャー用や小腹が空いたときのおやつにも人気ですよ。

これら常温保存可能品とは違い、真空パックの商品は賞味期限が長くても要冷蔵なので注意してください。

ヨセミテ編集部・メモ
ヨセミテ
編集部
包装の見た目だけでは区別しにくいので、表示の保存方法をしっかり確認しましょう。

ちくわやかまぼこなどの練り物は、要冷蔵品はもちろん常温保存品でも開封後に常温放置すると、雑菌が繁殖し腐る場合があるので要注意です。

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開封後の常温放置は不可!不快臭やねばつきに要注意

ちくわは腐ると、不快臭やカビ・ねばつきが生じるなど臭いや見た目で食べられない状態だと判断できます。

腐ったちくわの特徴
見た目
変色
・ねっとりした汁が出ている
・カビが生えて変色している
臭い
匂い
におい
・不快臭がする
・酸っぱいような臭いがある

食感
触感など
・柔らかく溶けている
・糸を引くようなねばつきがある
・いつもと違う変な味がする

要冷蔵のちくわを冷蔵庫に入れ忘れて常温放置しても、例えば1時間ほどの短い間で、開けてみて異変がなければ加熱すると食べられる可能性があります。

ヨセミテ編集部・笑顔
ヨセミテ
編集部
ハムやソーセージの場合も、1~2時間では問題ない場合が多いようです。

しかし室温が高い場合や長時間経過したとき、特に開封していたら要注意です。(※2)

未開封なら常温保存できる商品も開封後は包装の効果はなくなり、空気にさらされて傷みやすく、雑菌が増殖して腐る可能性が高まります。

空気中に浮遊するカビや雑菌などの微生物が食品に付き、温度条件が合うと増殖して劣化・腐敗の原因になる場合があります。酸素と反応して脂質やタンパク質が酸化し、湿度によって乾燥したり湿気たりして風味・品質が劣化する場合も多いです。
ヨセミテ編集部・笑顔
ヨセミテ
編集部
手指や調理器具から雑菌が付く場合もあるので、衛生的に扱うことも大切ですね。

臭いや見た目に少しでも異変がある場合は、無理せず処分する方が良いかもしれません。

表示の賞味期限は未開封で保存方法を守った場合には有効ですが、2日も常温放置したら傷んで食べられない状態になっているかもしれません。

ヨセミテ編集部・メモ
ヨセミテ
編集部
腐ったちくわは下痢や腹痛などの食中毒を起こす危険性があるので、異変がわかりにくい場合も、常温で長時間放置したものは食べない方が無難です。

常温放置が短時間だったのに身の中に小さな色の粒が見えるときは、劣化の異変ではなく食べられる場合が多いですよ。

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小さな赤・黄色・黒い点々は大丈夫な場合が多い

ちくわの身に赤・黄・黒色の小さな点々が見えても、原材料である魚の皮が混ざっているだけの場合が多く、問題なく食べられます。

ヨセミテ編集部・メモ
ヨセミテ
編集部
原料のすり身を作る際に、魚の皮を取りきれない場合があるそうです。

要冷蔵のちくわはもちろん常温保存可能品も、開封すると賞味期限は関係なく傷みやすいため、常温放置は避けて正しく保存しましょう。

   
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要冷蔵・常温保存できるちくわの正しい保存方法

ちくわ お弁当 常温

要冷蔵品はもちろん開封後のちくわは常温保存では傷みやすいため、密封して冷蔵が基本ですが、冷凍すると約1ヶ月日持ちできます。

ちくわの正しい保存方法
要冷蔵品 常温保存品
常温 不可 ・直射日光や
高温多湿を避け
冷暗所に置く
・開封後は不可
冷蔵 ・開封後の袋はラップでぴったりと包み
ナイロン袋やジップ付き保存袋に入れ
空気を抜いて密封
・チルド室や低温室がおすすめ
冷凍 ・未開封なら包装のままでもOK
・開封後は1~2本ずつラップで包む
→ジップ付き保存袋や密閉容器に入れ
空気を抜いて密封
・使いやすい大きさに切り余分な水分を
取ってからジップ付き保存袋に入れ
なるべく平らにして空気を抜いて密封

ちくわは常温保存できる・できないに関わらず、未開封でも記載の賞味期限内に食べきるよう推奨されています。

開封後の残りを冷蔵保存するときは、空気を遮断できるように袋ごと包んで密封早めに食べましょう

冷蔵中に賞味期限が近づいて食べられそうにないときは、冷凍保存すれば日持ち期間を延ばせます。

ヨセミテ編集部・笑顔
ヨセミテ
編集部
縦割りや輪切りなど、使いやすい形状・大きさに切って冷凍しておくと、取り出したまま時短で調理できて便利ですよ。

ただし冷凍すると多少水分が抜けて食感が変わる場合があるので、解凍後は汁気を含ませる煮物や炒め物・揚げ物などの加熱調理がおすすめです♪

ちくわはお弁当のおかずにも重宝しますが、食べるまで常温に置く場合が多いため、加熱調理したうえで傷みを防ぐ工夫をしましょう。

お弁当に入れるときの傷みを防ぐコツ

ちくわをお弁当に入れる場合は、必ず加熱調理してよく冷ましてから詰め、気温に合わせて弁当箱全体を保冷しましょう。

お弁当の傷みを防ぐコツ(※3)
  • ごはんやおかずは冷ましてから詰める
  • できる限り水分を入れない
    (余分な水分はキッチンペーパーで取ってから詰める)
  • 生野菜は一緒に入れない
  • 生食できる食材もなるべく加熱する
  • クーラーバッグや保冷剤を活用し保冷する
  • 作ったあとはなるべく早く食べる

ごはんやおかずを熱いまま詰めると冷める間に弁当箱の中で水滴が発生し、傷みの原因になるので要注意です。

ちくわやかまぼこなどの練り製品はそのままでも食べられる食品ですが、お弁当に入れる場合は加熱しておきましょう。

ヨセミテ編集部・メモ
ヨセミテ
編集部
塩分濃度や糖度が高いほど微生物が増殖しにくいので、濃いめに味付けすることも傷み防止に効果的ですよ。(※4)
   
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結論 | 要冷蔵や開封後のちくわは常温保存を避けすぐ冷蔵

ちくわのまとめ
  • 常温保存可納品は未開封なら冷暗所で保存可能
  • 常温放置後食べられるのは短時間で異変がない場合
  • 不快臭・ねばつき・カビは腐っている可能性大
  • 保存の基本は密封して冷蔵・冷凍
  • お弁当には加熱調理したあとよく冷まして入れる

ちくわは要冷蔵品が多く冷蔵庫での保存が基本ですが、未開封なら冷暗所で長く日持ちする常温保存可能品もあります。

常温放置しても短時間なら、臭いや見た目に異変もなく加熱すれば食べられる場合もありますが、状況によっては腐ることもあるので要注意です。

要冷蔵品はもちろん、常温保存できるちくわも開封後は傷みやすくなるため常温放置は避けて正しく保存し、安全に美味しく食べましょう。

 

 

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