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親戚とはどこまでの範囲を言うの?親族との違いは?

      2017/10/14



私の主人は専業農家の家庭で育っており、親族のほとんどが近所に住んでいるような環境だから
 
親戚付き合いが濃厚です。なので大変なんですよ。お盆休み等になれば、挨拶しに行かなくちゃならない家がたくさん!!主人の家を訪ねてくる人もたくさん!!
 
これって、一般的なのかなぁ…?世間はもっと気軽に旅行に出かけていないか…?という疑問が、しばしば頭をよぎってしまいます。
 
そもそも親戚付き合いって、どのくらいの範囲で続けるものなんでしょうか?
 
 
ちなみに主人の実家では親戚だけでなく近所づきあいも濃厚ですし、お寺さんとの付き合いも熱心な状態が普通。そのため舅は結婚式に招待されることも多いですし、毎年誰かしらの法事・葬儀…時には五七日の法要にまで出かけていきます。
 
そんなにたくさんの家が付き合い必須の間柄なの!?と結婚当初はビビりましたよ(笑)
 
ただ少しずつ考え方も変わってきているようで、近頃ではお姑さん世代の方々が
 
「お寺さんもそうだけど、親戚付き合いはお金がかかって子どもたちが大変な思いをすることになるから、今後は多少減らす方向で調整していかないと…」
 
と相談をしています。
 
そう!親戚付き合いで気になるのは、やっぱりお金!!!
 
舅は毎年どこかしらの法事に呼ばれていますが、それって結構な出費です。香典にお供え、礼服のクリーニング代も馬鹿にできません。舅の親戚付き合いは近隣がほとんどなので車で移動していますが、人によっては遠方で出席が難しいからと、参列するか否かで迷うこともあるでしょう。
 
今回はそういった交際に関わる出費のことも念頭に置きながら、今後どの範囲で親戚付き合いを続けるべきなのかを調べてみることにしました。
 

  • 不幸があった時に知らせる範囲はどこまで?
  • 結婚式にはどこまで招待するべきなのか?
  • 結婚や出産のお祝いが必要な範囲は?
  • 生活保護を受けている親族の扶養責任があるのは?
 
といったお金が必要そうなお付き合いの場を中心に調べました。付き合いの範囲がわかれば、どの程度の金額を備えておけばいいのかも考えやすいですよね!
 
お付き合いに必要なお金って、あまり不躾に聞くわけにはいかないデリケートな疑問です。
 
でも”一般的なお付き合い”がどういうものか知っておけば、それを目安に気持ちのいいお付き合いができますよね。
 
まず最初は親戚付き合いを解説していくにあたって重要な言葉の説明から始めます。「親戚と親族って、違うの?」という素朴な疑問を解決していきましょう!
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親戚とはどこまでの範囲を言うの?親族との違いは?

『親戚』というのは血縁関係にある人や婚姻により関係が出来た人の総称で、”どこまで”という明確な範囲を区切っているわけではありません。同じ意味で『親類』とも言います。
 
一方、似た言葉に『親族』がありますが、こちらは親戚の意味に加え、民法で範囲が定められています。
 
民法で定めた『親族』というのは、6親等内の血族および配偶者と3親等内の姻族のことです。
 
 
3親等ってどうやって数えるの?
 
親等は父、母、子どもの単位で1親等となります。家系図を書いたときに引いた線を1つ辿るごとに1親等と数えていく要領です。兄弟は自分から直で辿るのではなく、一度共通の親まで遡って数えます。また妻(配偶者)は0親等です。
 
 
例えば自分の兄・弟は「自分→両親→兄・弟」と辿るので2親等、父方の叔父は「自分→父→祖父母→叔父」で3親等、母方の甥なら「自分→母→祖父母→叔父叔母→甥」と辿って4親等と数えます。
 
つまり一般的に『親戚』は広い範囲に適用でき、『親族』は比較的狭い範囲を意味している言葉だと言えますね。
 
例えば「本人の妻の妹」は姻族ですが、「本人の妻の妹の夫」は3親等内の姻族ではありません。なので「親族」という範囲には入りませんが、通常の感覚では夫の方だけ付き合いを断ったりはしませんよね。こういった関係を含める時には「親戚」という言葉が便利です。
 
『遠い親戚』という言葉もたまに聞きますが、こちらは概ね親族の範囲の外の人のことを言います。
 
例えば「祖父の従妹の孫」のように、家系図で辿れはするけれど、自分から数えると遠い繋がりの時には「遠い」という言葉を強調して表現することもあります。個人的には「普段はあまり交流がなかったり、親族として付き合う必要がある間柄ではなかったりするけれど、家系図を辿れば関係が繋がる程度の関係」という印象です。
 
また『身内』という言葉もありますが、こちらも範囲が定まっているわけではありません。大抵はごく親しい血縁関係などにある人のことが多いですね。その人達が通常、どこまでを「近しい間柄」と感じているかによるでしょう。
 
例えば私が「主人の祖母・両親・兄弟とその配偶者」という範囲のことを”身内”と言ったら、主人の伯母にキョトンとされてしまいました。伯母達は「姑の兄弟の嫁」なので親族にあたりますが、私は身内とは直径の家族ぐらいの狭い範囲という感覚だったのに対し、伯母たちは親族と同じ範囲だと思っていたらしいのです。お互いに思っている範囲が違ったため、最初は何を言っているのか分からなかったそうですよ。
 
この辺の感覚は地域性や家庭ごとの付き合いの程度によるんでしょうね。
 
さて。言葉の意味は把握出来ましたので、いよいよ次は付き合いの範囲についてです。
 

親戚付き合いの範囲は、どこまでするもの?

 
通常は
 
親戚付き合いは3親等までが目安」とも言われています。
 
具体的には
 
  • 伯父伯母(叔父叔母)とその配偶者
  • 甥姪とその配偶者
  • 配偶者の父母、祖父母、曾祖父母
  • 配偶者の伯父伯母(叔父叔母)、甥姪
    がそれに当たります。この範囲で年賀状のやり取りをしたり、結婚式や葬式の参列を行うのが一般的ということですね。
 
 
ただし人数が膨れ上がってしまうので、結婚式などは1世帯で代表2人(夫婦で)という形で参列することが多いです。例えば伯父伯母と甥とその配偶者が1つの家に住んでいる同一世帯だった場合、伯父伯母が代表して結婚式に招かれるというパターンです。
 
またいとこ同士は子どもの頃にはよく遊んだりしていても、大人になればあまり縁はなくなることが多いですよね。特に遠方に住んでいると、親同士が連絡を取っていても、いとこ同士では連絡先すら分からないこともあります。
 
以前は私も、遠方に住んでいるいとこと頻繁に連絡を取る方ではありませんでした。
 
ですが祖父が長くなさそうだと言われ始めた時期から、疎遠になりつつあった親族が祖父母の家に集まることが増え、SNSなどでやり取りするようになったんです。祖父が亡くなり、祖母が認知症になり…という状況下で、いとこ同士で仲良く付き合っていくことの大切さも痛感しました。
 
いざという時に頼りになるのは血縁関係なのかなとも思いましたし、例えば当人同士はあまり交流が無くても、共通する「大好きなおじいちゃん」という存在のために協力するという場面も出てくるかもしれません。
 
付き合い辛い事情がないのであれば、仲良くしておくに越した事はないと思いますよ。親戚付き合いも他の人間関係と同様に、せっかくの縁ですからね。
 
 
お年玉ってどうしてる?
 
お年玉をあげる範囲って、厄介ですよね。悩みます。近所付き合いが深い地域の方は近所の子どもにもあげることがあるようですが、大抵は「交流のある親戚の子どもにはあげる」という感覚のようです。
 
ではどこまで用意するか?という問題ですが、会う予定のある親戚だけというのが最近の傾向のようですね。会う予定がなくても、例えば甥や姪ぐらいの近しい関係だと「次に来た時に渡しておいて」と両親にお年玉を預けていく方もいます。
 
私が毎年あげているのは主人の弟2人の子ども達です。自分の弟は未婚だし、毎年必ず会う子どもというとこれくらいです。
 
金額は兄弟で話し合って年齢別に一律の金額にしておくよう姑に指示されていたので、1人当たりの金額が一定です。子どもが1人しかいない我が家は「収入<<<支出」ですが、致し方ありません(笑)
 
その他は毎年必ずあげる相手というわけではありませんが、松の内の間に会った未成年の血縁者にはすぐ用意できるよう、ポチ袋と千円札と500円硬貨を複数用意して鞄に忍ばせてあります。こちらでは不要と思っていたのに、もらってしまうことってありますからね。
 
実際に主人の実家に遊びに来た「主人の従兄弟の子ども」にお年玉をあげたこともあります。あちらからもいただきました。用意がなければもらいっぱなしで恥ずかしかっただろうなぁ…。
 
偶然居合わせた親戚の子どもに用意する場面では親同士で金額を調整してから渡すこともありますし、その場の状況に応じられるよう準備をしておくのが得策かと思いますよ。
 
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