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【アボカドを庭に植えてはいけない理由】実がならないことも!?

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生活関連

アボカド 庭に植えてはいけない

【執筆者:編集部 鳥越菜生】

「アボカドを自宅の庭で育ててみたいの?」

「でも、なぜ庭に植えてはいけないって言われるの?」

「寒さや虫害、水やりについても知りたい!」

本記事では、このような疑問にお答えします。

アボカドのクリーミーな味わいは多くの人々を魅了してやみませんが、栽培するには想像以上に課題潜んでいるようです。

自宅の庭で地植えで栽培しようと思うと、寒冷地での生育の難しさや虫害への対策に加え、植物が必要とする水分量確保などの課題に多くの人が直面しています。

この記事を読むと、アボカドの木を庭に植える際の主な課題と、それらにどう対処すれば良いかがわかりますよ。

記事前半ではアボカド栽培の基本的な課題を、後半では課題に対する具体的な解決策のほか、木の成長や管理方法についても解説するのでじっくり読み込んでくださいね!

この記事を読むとわかること
  • 寒冷地での栽培の困難さ
  • 虫害リスクの高さ
  • 多量の水が必要なことと適切な水のやり方
  • 幹を太くする方法と木の成長
  • 実がなるまでの期間や受粉の条件

アボカドを庭で育てることは難しいと言われても、美味しい実をなんとか自宅で収穫してみたいという情熱を持つ人もいます。

観葉植物としてアボカド栽培を楽しみたい人をはじめ、結実までの長期的な育生や収穫成功を目指している人も、この記事をぜひ参考にしてくださいね。

   

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アボカドを庭に植えてはいけない主な理由

アボカド 庭に植えてはいけない

アボカドはクリーミーな味わいと健康・美容へのメリットから多くの人々に愛されている果物ですが、庭での栽培にはいくつか大きな課題があります。

そこで「アボカドを庭に植えてはいけない」と言われる、主な理由を掘り下げていきましょう。

アボカドを庭に植えてはいけないと言われる理由
  • 低温に弱く枯れやすい
  • 虫の被害にあいやすい
  • 適切な水分供給が不可欠
  • 実がなるまで何年もかかる
  • 大きく成長しすぎる

これらの理由を理解しておくことで、アボカド栽培が成功する可能性を高め、失敗のリスクを最小限に抑えることができます。

関東を含め寒冷地域は越冬できるかが重大な課題

アボカドの木は寒さに非常に敏感で、冬場に気温がマイナス5℃を下回る地域では枯れやすいため、地植えは適していません。

関東地方の一部でも冬の寒さがこの条件に該当する場合もあるので、そういった地域では庭や屋外での栽培はおすすめできません。

アボカドは暖かい中南米の国が原産の果樹なので、同様の気候条件下での栽培が望ましいと考えられます。

耐寒性のある品種を選んだとしても、寒さに弱い木であることに変わりはないため、やはり寒冷に対する根本的な解決にはならないようです。

そのためアボカドを庭に植えて育てることは、寒冷地域では大きな挑戦となってしまうと考えられます。

虫害リスクと保護対策の必要性

アボカドの木は、カメムシをはじめ害虫を引き寄せやすい特性があります。

カメムシの場合は特有の臭い匂いを放つ習性※があり、庭の環境だけでなく家の中にまで悪影響を及ぼす可能性があるため、寄せ付けない対策が必要です。

※参照元:カメムシについて|京都市情報館(京都市) https://www.city.kyoto.lg.jp/hokenfukushi/page/0000318715.html

病害虫がつくと葉や新芽に悪影響を及ぼすことがあり、アボカドの成長に大きな障害となるばかりか、元の元気な状態には戻せない可能性もあります。

虫害を防ぐためには定期的な監視と適切な対策が必要となり、相応の手間と知識が必要です。

アボカド栽培には乾燥しないよう多量の水分が必要

アボカドは乾燥に弱く多量の水を必要とする植物で、十分な水を供給しようとすると、栽培が盛んなメキシコでは水不足問題が発生するほどです。

定期的な水やりはアボカドの健康な成長に不可欠で、特に夏季には不足しないよう十分な量を与える必要があります。

そのため手間がかかるだけでなく、経済的に負担となる場合もあることに覚悟が必要です。

また日本の冬季には低温で日照も少ない日もあり、逆に水のやりすぎで根腐れが起こる場合もあるため注意しなければなりません。

虫害リスクに加えて水分供給の管理は、アボカド栽培をするうえで重要なポイントなのです。

アボカドを元気に育てるには、以上のような課題に対する適切な準備と対策が必要となります。

そのうえで収穫もしたいとなると、実がなるまで何年かかるかや植木としてどれくれい大きくなるのかなども理解しておく必要があるでしょう。

アボカドの木の成長と管理の必要性を確認

アボカド 庭に植えてはいけない

自宅の庭でアボカドの木を栽培できたら、成長を間近で観察できて非常に魅力的です。

しかしアボカドを庭で植木として育てるには、どれくらいまで成長するものかや結実まで何年かかるのかなど、考慮しておくべき重要なポイントがあります。

アボカドの木の成長
高さ 7~20m
種を植えてから
結実までの年数
5~15年

アボカドの木は1年中緑の葉が楽しめる常緑性の高木で、剪定なしで育てると高く成長していきます。

ヨセミテ編集部・笑顔
ヨセミテ
編集部
実がなるまで「桃栗3年・柿8年」とよく言われますが、アボカドはうまくいっても柿くらいは時間がかかりそうですね。

地植えと鉢植えの違いや適した栽培方法の選び方をはじめ、アボカドの木を成長させる方法と管理の仕方について解説します。

地植えと鉢植えはどちらが良いか

まずアボカドを庭で栽培する方法として、地植えと鉢植えの二つの選択肢があることを知っておきましょう。

それぞれに次のようなメリットとデメリットがあります。

栽培方法 地植え 鉢植え
メリット 自然な環境で生育
土壌からの栄養摂取
移動が可能
寒冷に対処しやすい
虫害から守りやすい
デメリット 寒冷に対処しにくい
虫害のリスクが高い
根の成長に限界がある
栄養分が鉢内に限られる

地植えはアボカドの木にとって自然な成長環境が得られる反面、寒さや虫害のリスクが高まります。

特にカメムシは新芽を狙うため、成長を妨げられないように防虫対策が必要です。

薬品を使わず家にあるもので駆除対策をしたいと思ったら、次の記事を参考にしてみてください。

一方鉢植えにする最大のメリットは寒い時期に室内へ移動させられる点で、アボカドを弱点の寒さから守り、虫害リスクも低減させられます。

マイナス5℃を下回る日がある寒冷地での栽培には、鉢植え栽培がおすすめです。

しかし鉢植えの場合は根の成長に限界があるため、適切なサイズの鉢選びと、2年に一度程度の植え替えが必要になります。

ヨセミテ編集部・メモ
ヨセミテ
編集部
ただし木を大きくしたくない場合は、同じサイズの鉢植えに植え替えましょう。

アボカドを庭で栽培する際には、自宅の環境やライフスタイルに合わせ、最適な方法を選択することが重要です。

アボカドの木を丈夫に強く成長させていくためには、幹を太くしていくことも考えましょう。

幹を太くする栽培方法でアボカドの木を成長させる

アボカドの木を健康に成長させるためには幹を太く強くすることが重要ですが、低温に弱く冬場の厳しい寒さに耐えられない場合があります。

幹を太くし木全体の耐寒性を高めるために、以下の対処法がおすすめです。

アボカドの木を強く太く育てるための対策
  • 耐寒性のある品種を選ぶ
  • 日当たり・風通しの良い適切な場所に植える(置く)
  • 水やりを定期的に適切に行う
  • 品種の異なる木を一緒に植えるか接ぎ木をする

ハス種やベーコン種といった耐寒性のある品種を選ぶ方が、少しでも寒さに強いアボカドの木を育てることができます。

木を植えたり鉢を置いたりするのは、日当たりが良く水はけの良い土質の場所を選ぶことが重要なポイントです。

新たに土を用意する場合は、培養土に赤玉土や鹿沼土を混ぜると良いですよ。

ヨセミテ編集部・笑顔
ヨセミテ
編集部
アボカドは多量の水を必要とするとはいえ、過剰な水やりは根腐れの原因になります。土の表面が乾いたら水をやるのが理想的なため、定期的な水やりを心がけましょう。

また異なる品種の木を一緒に植える方法は受粉率が高まるので、結実のためだけでなく、より健康に大きく成長させたい場合にもおすすめします。

アボカドの栽培は手間がかかる分、努力が実を結び、美味しいアボカドを収穫できる喜びは格別です。

しかし手間をかけてお世話に励んでも「実がならない」可能性もあり、アボカドを植えない方が良いと言われる理由にもなっています。

そこで実がならないのはなぜかや、収穫まで成功させたい場合の対処法を解説しましょう。

アボカドの木に実がならない主な理由と解決策

アボカド 庭に植えてはいけない

アボカドの木を庭に植えても収穫まではいかないという失敗談が多いことも、栽培が難しい・植えない方が良いと言われる理由のひとつです。

自宅の庭で栽培する場合にアボカドが実をつけない主な理由と、それに対する解決策を探っていきましょう。

実がなるまで何年かかる?労力と忍耐が必要

アボカドの木が実をつけるまでには、種からでは数年以上、接ぎ木された苗木を使用しても2年から3年の時間が必要だと言われています。

実がなるまでは長い期間かかるので、栽培者にとっては労力と大きな忍耐が求められるのです。

さらに途中で急激な気候変化や虫害にあって弱ったり、寒冷で枯れてしまったりして、栽培できなくなる可能性もあります。

アボカドには同じ株に雌花と雄花が咲きますが、開花時期が異なるため実は1本のみの栽培では実をつけないことがほとんどなのです。

結実をかなえるための条件と対処法

アボカドの結実には、健康に生育できるよう環境や水分供給を整えることはもちろん、受粉を促進するため苗木の品種選びも重要です。

アボカドは1本の木だけでは受粉できず実がなりにくいため、花型の異なる品種を2本以上植えることが推奨されます。

ヨセミテ編集部・笑顔
ヨセミテ
編集部
園芸店で購入できる接ぎ木苗を複数用意すると良いそうです。

これにより自然受粉の機会が増え、結実の確率が高まります。

日当たりを確保し適切な水分管理を行って健康な成長を促すことはもちろん大切で、結実の可能性を高めることにもつながります。

寒さや害虫に対する対策も忘れてはいけません。

これらのポイントを押さえ、アボカドの栽培を順調に続けられれば、いつか美味しい実を楽しむこともできるようになるでしょう。

しかしもっと気軽に、観葉植物としてアボカド栽培を楽しみたいと言う人もいますよね。

スーパーで買って食べたあとの種から栽培を楽しめる方法がありますよ。

観葉植物としてのアボカド栽培の楽しみ方を紹介

アボカド 庭に植えてはいけない

アボカドの栽培には、実を収穫できなくても、観葉植物として枝葉や造形の美しさを鑑賞する楽しみもあります。

鉢植えの場合は、室内での観賞用にすることもできますよね。

アボカドを観葉植物として育てる場合でも、剪定や摘心について知っておくと良いですよ。

観葉植物としてのアボカドの魅力とサイズ調整

アボカドは大きくて鮮やかな緑色の葉が年中楽しめるので、観葉植物としても非常に魅力的です。

収穫は考えず、定期的に剪定して適度な大きさに調整しながら観葉植物として楽しむために育てる、という考え方もあります。

地植えで大きく育てたい場合でも放っておくと20mもの高さになる可能性があるため、もともとアボカドにはある程度剪定が必要です。

剪定時期は4~6月頃を目安に、高さを抑えるため上方に伸びる枝を切りましょう

枝を切る剪定や伸びてほしくない芽を摘む摘心は、木の外観を整えるためにも重要です。

次の動画では専門家の人により、剪定や摘心のやり方がわかりやすく解説されているので、ぜひ参考にしてください。

定期的に剪定を行うと木の枝の風通しも良くなり、防虫対策にもなります。

アボカド栽培はスーパーで買ってきた実から取り出した種からも始められるので、未経験の人はこの機会にぜひやってみてくださいね。

実を食べたあとの種を発芽させてみよう

アボカドの実を食べるときに残る中央の種を水耕栽培で発芽させ、その後小さな鉢に植え替えて成長を楽しむ方法がおすすめです。

<アボカドの種を発芽させる方法>

  1. 取り出した種の周りを水洗いして残った果肉や脂肪分を落とす
  2. 尖っている方を上向きにして周囲3~4か所に斜め上から爪楊枝を刺す
  3. 種の下部が3分の1くらい浸かるように水の入った容器にセット
    (爪楊枝の刺さった種が水に落ちないよう容器を選ぶ)
  4. 日当たりの良い場所に置いて芽や根が出るのを待つ
    (※約1か月で発芽予定)

容器の水は毎日取り換えましょう。

アボカドは発芽するのに20℃以上の温度が必要なので、5~9月頃の夏季に始めると成功しやすいですよ。

種が発芽して根が伸びてきたら、そのままでは水分不足になるので土に植え替えが必要で、室内用なら鉢植えがおすすめです。

まずは小さめで根が全て収まるような鉢に植えて日当たりの良い場所に置き、土が乾いたら水やりをしていくと元気に育てられますよ。

ヨセミテ編集部・笑顔
ヨセミテ
編集部
私も自宅で去年の夏に挑戦したところ何週間かで芽が出て、鉢植えにしてから少しずつ枝が伸びました。結構立派でまるでパキラかコーヒーの木かという感じに見えてかわいらしいですよ。

こちらのように深いタイプの植木鉢なら、根が長く伸びても大丈夫です。

観葉植物として美しさを楽しみ、諸条件がうまくいけば数年後には自宅で収穫したアボカドを味わうこともできるかもしれませんね。

アボカドの実をおいしく食べたあとは、この記事を思い出して、ぜひ種の水耕栽培にも挑戦してみてください♪

アボカドのおいしい食べ方や保存方法を知りたい人は、こちらもぜひ併せてご覧くださいね。

まとめ | アボカドを庭に植えてはいけない理由は大きさと難しさ

アボカドの栽培に興味を持つ人は、自然への愛情と食への情熱を持っていると言えます。

しかし自宅でアボカドの実を収穫することは簡単ではなく、直面するであろう課題を理解しておくことが成功を目指すうえでも大切です。

「アボカドを庭に植えてはいけない」という噂について、理由や栽培を成功させるための課題をまとめてみました。

この記事のまとめ
  • 寒冷地ではアボカドの栽培が困難である
  • 関東地方でも冬の寒さが問題となる
  • アボカドの木は虫害にも弱い
  • カメムシなどが新芽に悪影響を及ぼす
  • 多量の水を必要とする植物である
  • 水不足はアボカドの成長に影響する
  • 幹を太くするには適切な品種選びが重要
  • 日当たりと水はけの良い土が必要
  • 地植えと鉢植えにはそれぞれメリットがある
  • 実がなるまでは数年の時間が必要
  • 結実には品種の異なる木を植え合わせるのが効果的
  • 観葉植物として楽しめるのも魅力の一つ

以上のようなアボカド栽培における課題を明確に理解しておけば、適切な対策を講じることが可能です。

アボカド栽培に挑戦すると時には困難に直面するかもしれませんが、生じた課題に対して適切に対応していけば、成功への道が開けそうですね。

栽培に取り組むことでただ単に植物を育てるだけでなく、自然とのつながりを深め、食べ物に対して敬意を育むこともできるでしょう。

この記事があなたのアボカド栽培への一つの指針となり、豊かな収穫につながることをお祈りします。

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