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鯉のぼりの吹き流しの意味!矢車、一番上の球って何のため?

      2018/07/16



私も男の子のママですが、息子は4月生まれなので「鯉のぼり」に関しては、おじいちゃん、おばあちゃんが盛り上がって準備をしてくれました。

当時まるっきり受け身で過ごしてしまい、青空に泳ぐ鯉のぼりを見て「元気に育ってくれたらいいな~」と思ったくらいで、鯉のぼりの意味って?

遅ればせながら一緒に一から勉強してみようと思います。

もちろん、息子にはこのことは内緒です(笑)

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まず、鯉のぼりの歴史をチェック!!

江戸時代中期武家が男の子の誕生を祝って「幟(のぼり)」を立てている事にあやかって、庶民が中国の故事「登竜門」に習い子供の無病息災、立身出世を願って紙に描いた鯉を幟にしたのが始まりです。

武家に男の子が生まれると「幟」を立てるのは、天の神様に「男の子が生まれました」という報告と、「どうか子供を守って下さい」という願いが込められています。

中国の故事「登竜門」とは?

昔の中国では、黄河に「竜門」という非常に流れが急な滝があって、その滝を登り切った魚だけが「竜」になれると言われていました。

どの魚も竜門の滝を登り切れなかったなか、「鯉」だけが登り切って「竜」になったというお話です。

「幟」「登竜門」の良いところをとったのが「鯉のぼり」なのですね。

【出典:http://pixzbay.com/】

鯉のぼりの吹き流しはどうしてついているの?

吹き流しは戦国時代から「魔除け」として使われていました。

戦が終わった後に「もう災厄が来ないように」とにつけていました。

五色の色それぞれに意味があり、由来は古代中国の「五行説」から来ています。

全ての物は「木」「火」「土」「金」「水」の元素からつくられている。その5つの元素が影響を与え合う事によって変化をおこし「魔を祓う(はらう)」と考えられています。

他に「神道の五色絹」(神道の五色は五行説と同じ色)「仏教の仏旗の色」(青・黄・赤・白・橙)もあります。

「幟」には、天の神様に子供の存在を報告する役目があります。
「魔を祓う」だけでなく、目立つ色彩で神様に「気づいてもらう」役目もあります。

吹き流しには子供を守るだけではなく、「家」も守って欲しいと願いを込めています。
吹き流しに「家紋」を入れるのは子供とともに「家」もお守りくださいと願っているのです。

【出典:http://www.photo-ac.com/】

私の住んで居る所(北関東)は、旗竿「嫁ぎ先」が、鯉のぼり「実家」が用意しました。

吹き流しには「両家」の家紋をいれて「家」の繁栄もお願いしました。

鯉のぼりの矢車、一番上の球体の役割って?

鯉のぼり


鯉のぼりの各部分にはそれぞれ意味があります。
まずは、動画の鯉のぼりの上部をご覧くださいね。

旗竿のてっぺんについているピカピカした球体(回転球)は神様への「目印」であり、「駕籠玉(かごだま)」と呼ばれています。

この球体は、「ここに神様に守って頂きたい子供がいます」とアピールするためのもので、天に向けて差し出すと神様呼び込めると言われています。

駕籠玉金箔を貼って、もっと神様に気付いてもらえるようにしたのが、最近の鯉のぼりで観られるキラキラの球体ですね。

また、球体の下部にある「矢車」も神様に気付いてもらう為のもので、矢車の「矢」魔を祓う意味もあります。

奇数が重なる5月5日は、縁起が悪いと言われており、大切な子供に災厄が降りかからないように、鯉のぼりは「魔除け」の機能を備えているのですね。

「吹き流し」「魔除け」「家」の繁栄を祈願するものであり、「鯉」「登竜門」の故事に習って子供の無病息災・立身出世を願っています。

子供への「親」や「親族」の愛情が込められたものが「鯉のぼり」なのですね。

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